溶接テーマパークの人のブログ

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中村泰彦「『本当の自分』を見つけて武器にする」読書メモ

   


この記事の所要時間: 319

継続王に、おれはなる!0430

今回は経営コンサルティング会社である有限会社 ワイ・エー・エスの中村泰彦氏の「エマジェネティクス」について書かれた2冊目の本です。

著者は「エマジェネティクス」というプロファイリング手法について2冊の本を出版しておりますが、1冊目では他人と自分の強みを知って人間関係を円滑にする方法を書かれております。

その1冊目のことを書いた先日の記事はこちら。

エマジェネティックスとは簡単に言うと、相手を知って、自分を知って、お互いの違いを知った上で話し方を工夫するといったコミュニケーションの技術のことだそうです。

アメリカを始めとする世界各国では有名な手法で、マイクロソフトやIBMといった有名企業もこのエマジェネティックスを導入し、人材開発や組織の活性化に役立てているのです。
中村泰彦「一瞬で人間関係を作る技術 エマジェネティックス」読書メモ| 鉄工所の二代目社長、時々ルヒィ

「弱み」の克服に時間をかけるな!

・人によって「重視すること」が違う

・「自分の個性を無視して方向性の違う努力」をしている

・相手の個性を理解せず、自分の方法論を通そうとして、失敗している

・相手を、そして自分を知らないままに単一のテクニックだけを身に付けても、結局は「使えない」のです

・エマジェネティクスは「4つの思考スタイル」と「3つの行動スタイル」を、100項目の特性診断テストで明らかにします。(中略)本書では、みなさんにエマジェネティクスの効果を手軽に実感していただくために、本来のテストを簡略化した「簡易 特性診断テスト」を掲載しました

・各思考スタイルには、一見、「弱点」や「短所」と思える部分もあります。(中略)(しかし)自分が得意でないことは注意する、これだけで十分です。

・「人は違っていて当たり前」「思考スタイルによって特性が違う。だから特性に合ったやり方を考える」これがエマジェネティクスの考え方の基本です

・行動スタイルにも長所、短所はない。あくまで個人の特性と考える

・自分にはない特性を持った人々が、お互いを補完しあうことによって、ビジネスは大きな成果を上げることができるのです

 

初心者は2冊目の方がオススメ

今回ご紹介した「『本当の自分』を見つけて武器にする」という本は、「エマジェネティクス」で自分の得意分野を知って、人から最高の協力を得る方法などが書かれております。

1冊目の本(一瞬で人間関係を作る技術エマジェネティックス)も今回紹介した2冊目の本も、共に「エマジェネティクス」についての説明においては重複して書かれている所がありますので、より深く知りたい方は2冊とも読む方が望ましいです。

しかし、まずはどんなものか触れてみたい!と考えている人でしたら、2冊目の最新本であるこちらの「『本当の自分』を見つけて武器にする」から読まれた方がイラストも多く、読みやすいでしょう。

 


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@terukobayashi 小林輝之 ●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。 ●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。 Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...

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