溶接テーマパークの人のブログ

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メディアに刺さる!記事掲載から逆算したプレスリリースのポイントメモ

   


この記事の所要時間: 241

2016年秋に福井県坂井市で行われることが決定した「2016東海・北陸B-1グランプリ」の記者発表の内容が、12/25のローカル紙2紙に掲載されました。

わたしも隊員として、ちょこっと左端に載せていただきました。

福井新聞 2016年12月25日
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日刊県民福井 2016年12月25日
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坂井で「東海・北陸B-1」 県内初、来秋の開催決まる:福井:中日新聞(CHUNICHI Web)

こういった記事にしてもらうために、取材をしていただくキッカケとなる大事なお手紙「プレスリリース」

これは記者の方にどれだけ記事を書きやすくしてもらうか、ひと目で新聞の最終原稿のイメージをある程度掴んでもらえるかが肝心です。

というわけで、こちらの福井新聞さんの記事を参考にプレスリリースのポイントを書き出してみます。

 

一番重要なタイトルの5つのポイント

この事業を記事にするためにわざわざ足を運びたい!と思ってもらえるか、スルーされるかは、タイトルで8割決まってしまいます。

さて、今回の福井新聞さんに取り上げていただいた「主見出し+袖見出し」は

「坂井でB-1 来秋支部大会 北陸初 来場10万人超」

です。

この見出しのポイントはこちらの5点です。

①少ない文字数で
②場所
③内容
④○○初
⑤数字を入れる

一般的に言われる文字数は30文字程度だと言われています。

上記の文字数は、ある程度認知されているフレーズで構成されているので、より少なめにできていると考えられます。

 

プレスリリースの本文は、新聞記事の前文(リード)

タイトルで8割くらいの時間をさいたあと、プレスリリースの本文にとりかかります。

本文は簡単に言うと新聞記事の前文(リード)部分を書いてあげる感覚になります。

前文(リード)とは、そのあとの長い本文のポイントを短くまとめた、まさに前文です。

福井新聞の上記の前文を参考にさせていただきますと、

①だれが(どの団体が、どこの会社が)
②なにを
③いつ
④どこで
⑤どんなニュース性があるのか

と分解できます。

①は、「坂井市のまちおこし団体『越前坂井辛み蕎麦であなたの蕎麦で辛み隊』は」
②は、「ご当地グルメによるまちおこしの祭典『B-1グランプリ』の東海・北陸支部大会を」
③は、「来秋」
④は、「同市三国町で開催する」
⑤は、「支部大会は北陸で初めて、全国でも2014年3月以来の開催」

と当てはまります。

記者さん達がこれだけの情報を、前もってプレスリリース時点でわかっていれば、記者発表時にどんなことを質問しようか下準備ができます。

 

まとめ

・タイトルで8割決まる。そのまま記事の見出しになるようなもの
・プレスリリースの本文は、新聞記事の前文(リード)を意識する

記者さんへのお手紙である「プレスリリース」は、メディアの記者さん達にどれだけ刺さって、かつ原稿作成に貢献できるか。

相手を思いやる姿勢をこめることが大事なのでしょう。


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@terukobayashi 小林輝之 ●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。 ●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。 Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...

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