小林輝之の社長室〈長田(おさだ)工業所代表ブログ〉

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錆びた鉄は溶接できません。が、この裏ワザで補修できる!

   


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溶接は、金属と金属に熱を加えて溶かしあわせてくっつける方法なので、錆びた鉄を溶接することはできません。

錆びると、熱を加えても溶けずにパン!とはじけてしまいますし、そもそも電気も通じません。

なので、錆びる前に塗装をしなおしたりして補修することが大切です。

しかし、このような方法で補修する方法もあります。

屋外にある大きなダクト(風導管)が、数十年も経って錆び、下側に大きなあなが空いていました。

いくら鉄は錆びるとはいえ、こんなに腐食するには20~30年以上はなにもしていないのでしょう。

DSCF5200

ここまで放置することはあまりないと思いますし、ここまでくると全部取り替えることをおすすめするのですが、今回は予算の都合上、補修でとどめておくことになりました。

上記のように新しい骨となる鉄の棒を溶接できる箇所で固定します。

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そこから4方にも同じように「へ」の形をした鉄の棒を継ぎ足します。

DSCF5222

その鉄の骨を利用して、新しい鉄板を溶接して、塗装して完了です。一時的な補修ですね。

それでもまだダクトの横の部分も穴が空いてますし、この修理方法と同じように横も上もこのように補修すると、新しいものを作り替えるのと同じような予算がかかってしまいます。

いくら鉄は錆びるものとはいえ、ここまで錆びるには数十年かかるので、そこまで過敏になることはありません。

木造の家でも10年ごとにメンテナンスをするように、鉄の設備も同じような周期で塗装し直すなどのメンテナンスは必要です。


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@terukobayashi 小林輝之 ●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。 ●製造工場の改修工事業経営の傍ら、文章力向上のため毎日ブログを書いてます。 ●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたりしています。 Apple/LINE/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc... 毎日更新してます。 ・広告記事などにも挑戦しています。原稿依頼はこちら⇒kobakoba5056あっとgmail.com

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