半沢直樹の名言は、現代の滋養強壮剤だ!
継続王に、おれはなる!0317
昨日のテレビドラマ「半沢直樹」第9話が終わり、いよいよ来週9月22日最終回です!
あともうちょっとで悪を追い詰めそうなのに、うーん、もどかしい!
原作本「オレたち花のバブル組」は半沢直樹のテレビドラマ第5話からの内容に相当しますよ。
ドラマでは少し違うところもあり、本を読んで内容はわかっているはずなのに、最終回はどうなるのかやっぱりドキドキします。
その「オレたち花のバブル組」には多くの名言が詰まっているんですよ。
中期計画について
計画はあくまで計画・・・そう思っているうちは、会社経営はうまくいかない。
計画通り、あるいはそれ以上実績を上げようという意思があってこそ、方向性が生まれるのではないか。
半沢の同期である近藤の出向先のタミヤ電気の社長が言った「計画なんてのは経営者の頭に入っていれば十分」という言葉に対して、それを聞いた近藤が思ったことです。
確かに現代は世の中の変化が早くて、5年計画どころか1年計画すら役に立たないことが多いでしょう。
もっとも、それはただの数字の羅列としての計画では意味が無いということで。
社長が魂のこもった方向性、理念を数字をもって計画として示していなければ、結局は行き当たりばったりと言われてもしょうがないです。
基本は性善説
基本は性善説。しかし、やられたら倍返し。
でました。これぞ半沢直樹!
流行語大賞候補?のこの名言、実は原作本の2冊目であるこの「オレたち花のバブル組」でやっと初登場なんです。
「人間は善を行うべき道徳的本性を先天的に具有しており、悪の行為はその本性を汚損・隠蔽することから起こる」という性善説。
ぼくも「人間は善である、が、しかし!」という考えに共感します。
自分の頭で考えて
「自分の頭で考えて、正解と思うことを信じてやり抜くしかない」
なんてことない半沢の言葉ですが、最近ぼくがよく思うことです。
全ての常識がくつがえる現在、この道が正しい方向とは誰も言い切れません。
最後は自分の頭で考えて自己責任でやり抜くしかない!
人生というものは
目の前の人事一つで全てが決まるわけでは決してなく、人生というものは結局のところ自分で切り拓くものである。
肝心なことは、その時々に自分が全力を尽くし、納得できるように振る舞うことだ。
先ほどの「自分の頭で考えて」もそうですが、半沢直樹シリーズにはこのような、人生は自分で切り拓くんだ!といったメッセージが散りばめられております。
それが読者に勇気を与えてくれているのでしょう。何度も読み返してしまいます。
これが現代の名言
シェイクスピアやラ・ロシュフコーのような偉人の名言の重さに比べたら軽く感じる部分もあります。
しかし、そのような哲学的な言葉でなく、どこにでもいる現代のビジネスマンにもわかりやすくて身近な言葉は、時に心のHPを回復してくれます。
テレビドラマを見ている方でもこの原作本は楽しめますよ。
Teruyuki Kobayashi
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