デザインが秀逸!小学校低学年のお子様がいる方のためのコミュニケーションツール
継続王に、おれはなる!0456
ぼくの母親が、孫であるぼくのこどもたちに、ちょっと変わった日めくりカレンダーを買ってきてくれたんです。
最初は、こんなの正直意味わからない・・・!と思っていたのですが、使って一ヶ月たった今では、これは良いコミュニケーションツールだなあと感心しています。
算数の答えが日付になるカレンダー
一見、何のことはない、ちょっと厚手の紙でできた計算した答えが日付になるカレンダーです。
最初は「なんでそんな面倒なことするの?」と思っていました。
今日の日にちだけ確認できればいいんじゃないの?
昔のホワイトボード伝言板?
この商品は、単純に日づけを確認するだけの無味乾燥なカレンダーじゃなかったんですね。
我が家ではこのカレンダーをトイレに置いてあるんです。
ある日、こんな書き込みを見つけました。
普段はカンタンな足し算が続いていたのですが、この日は小学校2年生の息子にとって未知の領域、割り算がいきなり登場。
やっとクリボーを踏み潰せるようになったくらいなのに、いきなりハンマーブロスが登場したような恐怖から、息子はたまらず「わかんない」と書いていました。
で、また別の時間に、今度は4年生のおねえちゃんがそんな弟のためにハンマーブロスを倒してくれていました。
いや、割り算の答えを書くだけでなく、こうやって計算するんだよ、という赤ペン先生レベルの説明も書いて。
計算して書かせるという起点からこんなコミュニケーションが生まれることを、この商品を考えたデザイナーは考えていたのでしょう。
これって、小さいころに家のホワイトボードに「冷蔵庫におかず入ってます」とか書いてあるような、家族同士の情報共有のためのホワイトボードや黒板の感覚に似ています。
スマホの登場やゲームなどで、家族の会話が少なくなってきたと言われる昨今に、このように何気ないコミュニケーションをはかれることって、素晴らしいデザインだと思いました。
そんでもって安っ!538円!(1/31現在)
Teruyuki Kobayashi
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