マスコミに露出することはキッカケにすぎない。大事なのは、その事業の中身。
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今年の7月を皮切りに、ここ半年間ずっと新聞やメディアに出続けることができ、ある程度地元では有名な鉄工所となっていると思います。
露出回数はもう把握できないくらい
半年間で把握しているだけでも新聞記事で17件、ウェブで10件、テレビで3件は露出しています。
しかし、これくらいでは一歩県外へ出るともちろん「鉄工所をテーマパークにするプロジェクト」のことを知らない人ばかり。
それもそのはず、今までに全国に広がった機会としては、最初のころの「めざましテレビ」の1分間と、ネット上の記事だけです。
それ以外では、例えば日本経済新聞でも北陸の紙面上に1回だけなので、北陸以外の人には届きません。
↓日本経済新聞2014年11月5日北陸面
パソコンやスマホに触らない、SNSなどをしていない人にはほとんど知られていません。
ウェブやソーシャルネットが普及しているとはよく聞きますが、そんな方がまだまだ大半なんだなあと感じます。
マスコミはキッカケのひとつ
昨日も日経新聞のウェブ版に、アイアンプラネットが掲載されていました。
福井県坂井市の溶接加工会社が、工場の一部を改装し、子供たちが金属加工を体験できる“テーマパーク”にする計画を進めている。溶接を実体験し、ネームプレートや椅子などが製作できる。企画する長田工業所の小林輝之社長(39)は「ものづくりの楽しさを伝えたい」と話す。
この記事は、ウェブだけでなく、実際に日本経済新聞の夕刊に掲載されたようです。
もちろんありがたいのですが・・・
わたしがモノづくりの楽しさを伝えたい相手は、日本経済新聞をよんでいるのでしょうか、しかも夕刊を取っているでしょうか・・・
最初は無料で自社の宣伝をしてくれるマスコミにたくさん掲載されて嬉しいな、と思っていましたが、これだけ載ってみて思ったことは、マスコミには当たり前ですがカタチがないということです。
たしかに掲載されることで、ロケットの噴射のように加速はつけることはできますが、大事なのはそのロケットの中身の精度です。
実際の事業が、どの方向にどれくらいすすんでいるか、ということ。
でも、マスコミに出ることで、自分自身にプレッシャーをかけてくれる効果はたしかにありますので、うまく自分を追い込むことに利用して行きたいと思います。
Teruyuki Kobayashi
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