ルーズヴェルト・ゲーム(原作本)のグッときたフレーズ集
継続王に、おれはなる!0548
日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」の第一話が終わり、どうしても待ちきれなかったので原作本を読んでしまいました。
内容はやはりドラマの第一話と比べるとテレビ用に色々手を加えてある印象がありますが、これからドラマが進むにつれ、原作を読み返していくとまた違う発見がありそうです!!
「半沢直樹」でもそうでしたが、池井戸作品には欠かせない名言の数々。
経営者なら特にスッと入る名言をピックアップしてみました。
経営者としての”イズム”
・会社の数字には、ヒトの数字とモノの数字がある。仕入れ単価を抑えるといったモノの数字ならいくら減らしてもかまわん。だが、解雇を伴うヒトの数字を減らすのなら、経営者としての”イズム”がいる
・営業部長としての細川(社長)のマネジメントは、部員たちをノルマで締め上げるようなやり方とは無縁であった。競合他社比、なにが優れているかをいち早く見抜き、競争力となる分野にセールスを展開する。
・人員整理に踏み切らざるを得ないときもあるだろう。だが、そんなときでも社員を人として尊敬する気持ちが必要なんじゃないか。
・一点ずつ取り合うシーソーゲームもいいが、私としては点差を追いつき逆転するところに醍醐味を感じるんだ。(中略)まるでなにか(経営)と同じだな。
・時代が変われば会社も変わる。その流れを読み、それに従うのは経営のいわば根幹だ。だがーー(中略)本当に、悔しいなあ。
・目先の経営を考えたとき、なにが必要なのかは明らかだ。まず、当面の運転資金を確保すること。そして、新たな製品を投入して、収益構造を立て直すことだ。
これからの、ドラマならでは!の流れが楽しみです。(特に大和田常務・・・じゃなかった、香川さん。)
ドラマと並行して読んでいくと面白さ倍増!Kindle版もあります。
Teruyuki Kobayashi
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