製造工場の生産(設備)管理者にも使える!スゴい営業会社の効率アップの考え方
2016/08/11
先日、大阪を中心に多店舗展開されている、スゴいリフォーム会社の社長とお話をする機会がありました。
そのお話のなかで、社員の営業効率を上げていくにあたって、重要な考え方を教えていただきました。
Bタイムをゼロにせよ!
営業マンなど、自社の社員の営業効率を改善していこうという時に、まずは1日の時間の使い方をまず測ってみるそうです。
すると、3種類の時間に分かれます。
Aタイム・・・お客様との商談、打ち合わせなどの時間
Bタイム・・・移動時間
Cタイム・・・見積書作成や提案書作成などの単純作業時間
自社の社員の時間の使い方の傾向がわかったら、いかにBタイム(移動時間)を減らすか、に焦点を合わせるそうです。
Bタイムを限りなくゼロにし、A・Cタイムにいかに時間を振り分けるかが、効率アップのカギを握っています。
製造工場の移動時間を減らすには
われわれ工場の生産管理をしている人間にもこの考え方が当てはまります。
Aタイム・・・作業員間の打ち合わせなどの時間
Bタイム・・・移動時間
Cタイム・・・実際の作業時間
まずは効率を上げるために、Aタイムであるコミュニケーションが濃くないといけません。
移動時間であるBタイムを減らして、作業時間のCタイムを増やしていかないといけませんね。
では、どのようにBタイム(移動時間)を減らしていけばいいでしょうか?
それは、作業導線を考えた時に、極端に言えば一歩も動かず、作業の高さを変えず、腕の動きを最小限にするのが理想です。
自動化の機械に投資して、作業員の人員を減らすという選択肢もありますが、予算がかかることや別の問題もたくさん出てきそうです。
そこまでの大改造がなかなか難しい場合、もう一度、工場内の導線ラインの見直しをしてみることをおすすめします。
目的地まで最短で行けているか?
工場内のA地点からB地点にいくのに、本当にそれが最短ルートなのでしょうか?
時代とともに仕事内容も変わってきていることもあるでしょう。
長年運営している工場の方ほど、以前のやり方が当たり前になっていて、本来の導線に気づかないものです。
もし必要なら、新しい階段や新しい作業通路を作って、最短ルートを設計しなおすことがベターです。
今まではA地点からB地点にいくのに90秒かかったところ、導線改善をすれば、仮に30秒で行けるようになったとしたら・・・60秒の時間が浮きますね。
それが1日に何度も移動があったら?ひと月では?1年では?3年では?
ひとりだけじゃなくて、何人もの作業員がそんなに遠回りをしていたら?
掛け算していくと、ものすごいことになりませんか?
おさだ工業所の目的は、作業員さまの安全
おさだ工業所では、そのような生産効率アップのご提案から、改善のお手伝いをさせていただき、昨年創業25周年を迎えることができました。
地元の製造工場の設備担当者さまの方々のお陰です。
導線の改善をベースに、新規階段・手すり・作業通路などの製作・設置を行い、製造工場の作業員様の作業効率だけでなく、作業員様の作業上の安全にも考慮したご提案を行ってきました。
少しでも心当たりがありましたら弊社のウェブページからメールをいただけるとご相談に乗ることができます。
ただし、営業範囲は福井県の福井市・坂井市・あわら市・永平寺町・越前町・鯖江市までの範囲に限らせて頂いております。(それ以外の地域の方は要相談)
お問い合わせ:株式会社長田工業所
弊社の目的は、お取引きのある製造工場さまの効率改善だけでなく、安全対策を考えて、工場の作業員さまの万が一の不幸な事故をゼロにすることです。
なので、メールをして頂いた後、それ以降しつこい勧誘メールや営業はいたしませんのでご安心ください。
Teruyuki Kobayashi
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