波風が立たないところに成長はない
2016/11/29
わたしは41歳6カ月となり、最近思うことがあります。
数年前まで、わたしはなるべく波風の立たないように、争いごとが起きないように、嫌われないように、目立たないように生きてきたように感じます。

By: ETSUJI ASAI
これまで、何をしても平均以上の成果を上げる自信はありました。
しかし、突き抜けて出来ること、特徴的に圧倒的にまで登りつめることができない自分に対して「器用貧乏」と目をそらしていたように思い出します。
そんな自分が、人生の目的として、自分の子どものためにも、立派な大人になる、立派な会社を作ると決めた時、自分自身や会社を今よりも成長させたいと思うようになってから、その波風を立たせない考えは変わりました。
困難を避けて通ることは、リスクを回避しているのではなく、運良く今まで生きてこれただけのことです。
波が怖かっただけでした。
小さな困難や中くらいの困難に身を投じ、ワクチンのように自分に免疫をつけてたくましく成長していかなければ、本当の大きな困難に立ち向かえません。
人間関係にしても、表面上は波風立たせないでお互いすごすことはできます。しかしその関係ではなにもこの先生み出されることはないでしょう。
あえて波風を立たせて、自分自身でケツをふく。
それくらいの勇気と覚悟を身につけた大人になるためにも、「迷ったら困難な道を選べ」 という言葉を思い出して選択していきたいです。
Teruyuki Kobayashi
最新記事 by Teruyuki Kobayashi (全て見る)
- 長田(おさだ)工業所 2018年のメディア出演・掲載・講演等メモ - 2018年12月18日
- 2017年のメディア出演・掲載・講演メモ - 2017年12月21日
- 2017年5月・6月・7月のメディア出演・掲載メモ - 2017年7月15日