(3・11)なんだか響いた、永平寺・道元禅師からのメッセージ
継続王に、おれはなる!0494
つい先日、永平寺に観光に行きました。
その順路の最後に「道元禅師からのメッセージ」という何枚かのパネルが飾られていたのです。
そこに語られていた言葉がグッときたので、書き留めておきたいと思います。
無常ならざるもの
生まれたものは死に
会ったものは別れ
持ったものは失い
作ったものはこわれます
時は矢のように去っていきます
すべてが「無常」です
この世において
無常ならざるものはあるでしょうか
仏心のめざめ
仏心とは
自分のことはさておいても
世のため人のために
つくそうという心の他なりません
自分を中心とするから苦しむのです
仏心にめざめれば
苦労も生き甲斐に変わるのです
修せざれば現れず
「知る」ということと
「わかる」こととはちがうのです
知ってはいても
実行されなければ
わかったことにはなりません
薬の効能書きを読んだだけでは
病気は治りません
禅も実行してはじめて
わかることなのです
足ることを知る心
貧しいことが善でもありません
豊かなことが悪でもありません
貧富にかかわらず
貪欲の心がおこるとき
人は美しい心を失います
仏心とは 足ることを知る心のことです
仏法は坐禅
仏法は坐禅です
坐禅はお釈迦様のお悟りの姿です
身を正し 息を整え 静かに坐る
あなたも坐ってみませんか
ちなみに座禅とは、自分の「我」「煩悩」を無くそうとする修行のようです。
人間は、どうしても自分中心に、ものごとを考えてしまいます。
自分が得する行動すなわち”我”です。我を通そうとすることで、そこに悩みや、怒り、恨み、嫉妬心、そして欲が、といったいわゆる煩悩が心に自然に発生して来るのです。この煩悩も、我も相手があって発生するのです。煩悩を少しでもなくす。自分の我、欲をどうしたら無くす事が出来るか?
その修行をするのが「座禅」なのです。
引用:座禅の基礎知識
あなたも坐ってみませんか
2014.3.11 合掌。
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この永平寺めぐりは、enmono(エンモノ)という会社の社長で、禅フリークの三木社長に連れて行って頂きました。
これからのモノづくりの方向を示している「マイクロモノづくりはじめよう」という本の著者でもあります。
是非ご一読を!
Teruyuki Kobayashi
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