ご注意を!LINEスタンプは儲かりまへんで!!
継続王に、おれはなる!0642
先日弊社でLINEスタンプを作り、審査が通って晴れてLINE STOREで販売開始しました。
幸運にも、地元ではプチ有名人になるほどのメディアに出ることができたので、かなり売れてウハウハなんじゃないかと想像されている方もいるかと思いますので、ある程度現状報告させて頂きます。
宣伝はバッチリされたはず
7/29に公開してから、製造工場がLINEスタンプを作ったという物珍しさで、これまでに数々の新聞、テレビ等に取り上げてもらいました。
(メディア掲載まとめ)7月はおさだ工業所のメディアラッシュでした!| 長田(おさだ)工業所社長 小林輝之日記
この他にも日刊建設工業新聞という業界紙に掲載されたり、「○-カワイイ!という雑誌で取材させていただきませんか?(但し有料。お断りしました)」という電話があったりして、結構注目された実感があります。
また、先日お会いした、子どもが通っている学校の先生からも「その新聞記事、切り抜きましたよ!」とか言われ、嬉しいというか恥ずかしいというか・・・
これだけ人の目に触れたのに、現実は売上これだけなんですね・・・という感想です。
居酒屋一軒分
LINEスタンプが売れたら、売上の中から税金等が引かれ、のこりの半分がLINEに入り、そののこりがウチに入ってきます。
7/29に販売開始してから一週間、これだけ宣伝できたのに、ウチに入ってくるお金は居酒屋に一軒飲みにいけるかな、くらいのものです。
ぼくの場合は、かなりお安いデザイン委託料でしたが、その金額すら取り返そうと思ったらまだまだ先です。
しかも毎日数百個ペースで増えていくクリエイターズスタンプの中にすぐ埋もれてしまいます。
LINEスタンプで儲けようと思ったら、自分でイラストが書けて、しかも何種類もチャレンジし、有名人とかに取り上げられて爆発的ヒット作が出るのをひたすら待たないといけないでしょう。
メディアの露出方法も違ってくるのかもしれません。
広告宣伝費として
ただ、これ単一の事業ではなく、全てが広告宣伝費としてとらえると、かなりの利益になっているのではないかと思います。
単純にこれだけのメディアに「おさだ工業所」の名前を出そうと思ったら、プロモーションからブランディングなども含めて数百万円はかかるでしょう。
まだ目立って本業の売上には影響はありませんが、LINEスタンプで面白がる社長がいる「おさだ工業所」という鉄工所の存在を、この地域にあますことなく発信できたことは大きな利益になったと言えます。
これからも名刺代わりに「LINEスタンプ イタシバくん」の名前を出すと思いますが、「またか」と言わずにお付き合い下さいね。
Teruyuki Kobayashi
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