溶接テーマパークの人のブログ

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ここまでの危険性ならOKなのか、と勉強になったキッザニア視察

   


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昨日のエントリーの続きです。

キッザニア甲子園に行きました | 長田(おさだ)工業所代表 小林輝之

遊ぶ、学ぶ、鉄の惑星「アイアンプラネット」では、すごく簡単に言うと、子どもに溶接や工業機械を触らせることであり、一般的に危険なことをどうやって安全に安心して体験できる仕組みを作るかがキモです。

キッザニアでは、ほとんどのお仕事(アトラクション)が危険がなく、シールを貼ったりお絵かきしたりするだけで、仕事した気にさせることができます。

※道でいきなりバスとかが通るって、結構危険だと思ったんですけど・・・
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そのなかでも一番危険だと思ったのが、高所作業。

ビルの壁をボルダリングして、窓の掃除をする、というお仕事です。

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ぼくたち職人が工事現場でよく安全ベルトをして高所作業をしますけど、労働災害の中でも高所からの落下事故の確率が一般的に高く、安全対策には一番ピリピリしています。

確かに設備としては安全対策がしっかりされてあって、身長120センチ以上じゃないとダメだし、スタッフのおねえさんも訓練されているんでしょうけど・・・

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この作業に比べたら、ぼくがやろうとしているアイアンプラネットの溶接体験のほうがまだ危険は少ないよなあという気になりました。

事故にあう確率を考えることも大事ですが、お客様(保護者)が見ていて安心できるかどうかも大事に思いました。

最後に、そのクライミングビルディングのお仕事を動画で編集してみました。動画は1分弱です。


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@terukobayashi 小林輝之 ●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。 ●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。 Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...

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