小林輝之の社長室〈長田(おさだ)工業所代表ブログ〉

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怒られて、その悔しさをバネにできる人は一部だけだった

   


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継続王に、おれはなる!0240

ぼくが現在の父親の鉄工所を継ぐことになる前は、居酒屋の店長やってました。

当時のことを振り返ると、調理や接客、売上管理・収益目標・アルバイト管理にメニュー開発、店を出れば会議やセミナー・・・
店長ですからそんなにホワイティな環境ではありませんでしたし、それに続く部下の負担も大きく、相当なモチベーションがないと続けられなかったでしょう。

そんな修行僧のような勤務環境に加えて、上司や先輩が教育の為に部下を怒る。
その怒られた悔しさをバネに伸びて残る者もいれば、納得できず道半ばで辞めていく同士や部下をたくさん見てきました。(今でも元気かなー)

怒られたことによって「いつか見返してやる!」と頑張れる人間、「精神的にキツイ↘」と頑張れない人間。

ぼくは一般的に、実は世の中頑張れない人間の方が普通なのではないかと思う派です。

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犯人探しによる公開処刑など

例えば会社の車、社用車の扉に傷ついているのを見つけたとします。
この場合、コスった犯人探しをし、全社員の前で吊し上げることは避けたほうがよさそうです。
「誰がやったんだ!」と。ああ・・・

これは物理的な暴力とは一味違った人格攻撃に近いダメージを与えてしまいます。
結果この先、犯人だけでなくその公開処刑を見ていた他の社員は、何かモノが壊れたり、紛失したりしても、自分から名乗りでてくる確率は低くなるでしょう。
それが普通だと思います。

誰も「落とされることがわかっている10mの高飛び込みの台の上」にすすんで乗りたくないですもんね・・・

「あなたの人格を否定してるんじゃないよ!そういう仕組みができてないんだよ!」と心のなかで思っているだけでは伝わらないんです。悲しい物語です。

失敗への恐怖を取り除く

日経新聞の記事にこういう特集があり、今回の記事を考えるキッカケとなりました。
敬意・傾聴・感謝 職場のチームワーク高める極意|www.nikkei.comより
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※クリックで拡大します。

今までの常識では「怒られて、その悔しさをバネに伸びる」という精神論が一般的でした。
しかし実はそんな天賦の才に恵まれたエリートは一部の人だけだったように思います。
怒られたら、次は怒られないように隠す、または逃げるといった行動をとるのが普通の人間ではないでしょうか。

中にはただ我慢強い人がいるかもしれません。でもそういった方はもしかしたらリミッターを超えたとき、別の施設にお世話になる可能性もあるでしょう。
また当時はけっこう大きめな穴が開いている「ふるい」にかけていたようなもので、純度の濃いエリートが残っていったのは事実ですが・・・

アップデートしよう

でもぼくがその精神論全盛期の居酒屋で働いていた頃の、ちょうど「失われた20年」と呼ばれる時代で大きく世の中が変わり、これからは極端に言うと「定年70歳時代」に突入していくような、これまでの常識が通用しない時代になっていきます。

もしチームがうまくまわっていないな、と感じたら「今まで部下が失敗した場合自分はどういう指導をしてきたか」を考えなおす。
「褒めて伸ばす」というのもまた違う。
ゆとりとか新人類とかの次元でも考えない。
自分の中のオペレーションシステムを新バージョンにアップデートする時期にきているのでしょう。

失敗することへの恐怖を植えつけるような言動をしていないでしょうか。

その考え方はもう時代に合っていないかもしれません。

関連本です。

昔はこんなこと理想論だと思ってました。 一周回って今では大切な考え方だと思います。


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@terukobayashi 小林輝之 ●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。 ●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。 Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...

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