4ヶ月勤めた日本在住の海外の派遣労働者が最後に言ってくれたこと
4ヶ月間ほど20代の日本在住の海外の派遣労働者に長田(おさだ)工業所で働いてもらっていました。
その彼が先日、親の仕事の都合でおさだ工業所を離れることとなりました。
すごくいい人だったこともあり、工場長から「彼の送別会を開こう」と、社員を集めて送別会をすることに。
残念ながらわたしはその送別会には参加出来なかったのですが、わたし以外はほとんど参加!
翌日その送別会の話を聞いてみると、会の最後に彼が言ってくれた言葉に全員がすごく感動したようです。
日本人の中で一番いい人たち
ちなみに海外の派遣労働者の彼の奥さんにも送別会に招きました。
まだ日本語がそんなに充分でない彼の言葉を奥さんに通訳してもらってなので、最後のあいさつの内容はこんな感じだったそうです。
・これまで色んな工場で働いてきたが、人間関係が作れず、以前はお金のためと思って嫌々仕事にきていました。でもおさだ工業所の人たちは今まで接してきた日本人のなかで一番いいひと達ばかりで、以前のように仕事だから毎日出勤していたのではなく、みんなに会いたかったから、やりがいがあったから毎日出勤してきました。
・(仕事のやり方だけでなく、)これから他の日本人とどんな態度をとればいいか(身だしなみや言葉遣いなど)を色々教えてもらうことができました。日本に住んで働いていく上で、これからもその教えてもらったことを生かしていけます。
・職場は変わりますが、これからも一生お付き合いいただきたいです。
わたしは経営者という立場もあり、そんなに彼と一緒に作業をしていたわけではありません。
4ヶ月間という短い間でしたが、彼と一緒に苦楽をともにした、実際に弊社で働いていた工場長や職人さん達の接し方が良かったのだなあと改めて感謝しております。
Teruyuki Kobayashi
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