溶接テーマパークの人のブログ

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信頼する仲間を増やすには?友情が出来上がるしくみ

   


この記事の所要時間: 534

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「信頼する仲間」?「友情」?・・・ワンピースか!!マンガか!!

と、こんなくさいワードを見ると恥ずかしくなって突っこみたくなりませんか?

しかし今回、その「信頼する仲間」を作るために、どう行動していけばいいか?を考える機会があったので、この場をお借りしてわたし自身、ブレストさせていただきたいと思います。

(おもいっきり自分のことを棚に上げまくって・・・)

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インターネットに答えはない

さて、友情はどのように作ればいいのでしょうか?

「友情 作り方」で検索しまくりました。

友達を作る方法はインターネットを使うこともできますし、色々あるでしょう。しかし、本当の友情を築きたいのであれば、ジャンプのマンガのように何かを共有することが不可欠です。
『週刊少年ジャンプ』より学ぶ、本当の友達の作り方5つの理論 | Dreamer

私がぬいぐるみのクマを「あなたの友達だよ」といって差し出せば、あなたは問答無用でこれを友達だと認識するのでしょうか? そうではないはずです。
友達の作り方を教えて下さい。友情的な意味の友達ではなく、クローンの… – Yahoo!知恵袋

悩みを打ち明けられる相手というのは、実はそんなに多くないもの。悩み疲れたときに思い浮かんだ相手は、もしかして、あなたの将来の親友になるかもしれません。
親友を作りたい人、必見!本物の友情を育む4つの秘訣 – モデルプレス

 

あれっ?なんでも疑問を解決してくれると思っていたインターネットですが、友情の作り方の答えに関してはあんまりヒットしない!?

ということは、「友情の作り方」にはいろんな考え方があって、答えがないんですね。

そもそも「気付いたら友情を感じていた」ということが一般的なので、友情を作る方法は?なんていう発想なんてタブーです。

 

信頼する仲間を「増やす」目的

「友達なんて、深い友情に結ばれた者たち少人数でいいんだよ」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃると思います。

そのような考え方を否定するわけではありません。

友達の力をお借りして、どこまで大きな課題を解決したいか、という目的の違いでしょう。

今回、世の中の人のためになること、例えば清掃活動で考えてみます。

「区の小さな公園の草が伸びているから、子どもたちのために草むしりしよう」というレベルなら少人数の友情で解決できます。

しかし、広い海岸線数百キロメートルのゴミ拾いをしたい、となると途方もなく大変です。

が、一声かければ100名近くの信頼する仲間が集まる状況であれば、比較的難なく実現できます。(中には利害関係で参加する方もいると思いますが)

やり方はいろいろありますが、やはり「数は力」です。

友情はより多くの、またはより大きな課題を解決できる力となります。

 

友情とは

友情という言葉は、幼稚園時代から触れてきた人もいて十分肌で感じてらっしゃるでしょうが、一応・・・

友情(ゆうじょう)は、共感や信頼の情を抱き合って互いを肯定し合う人間関係、もしくはそういった感情のこと。

友達同士の間に生まれる情愛のこと。 しかし、それはすべての友達にあるものではなく、自己犠牲ができるほどの友達関係の中に存在する。
友情 – Wikipedia

友情とは、たとえ裏切られても相手を信じる、親子の情に近い感情なのでしょう。

 

友情のメリット

さて、いよいよゲスいことになってまいりました・・・

友情とは、前述のように「無償の愛」がベースにあります。

メリット(利益)を考える時点で、わたしは人間失格の扉を開けた感覚がありますがここはあえて続けます。

考え方としてはいろいろあると思いますが、ストレートに言うと「お金の代わりになる」ということです。

ここでいうお金は「友達なんだから、この仕事を半額で、いや、サービスでやってよ」などというビジネスを混同したゲスの極みの解釈では全くありません。

たとえばカンタンにいいますと冒頭にありました、海岸線の清掃活動。

清掃業者に頼むと莫大なお金を集めないといけません。そのコストが友情でまかなえ、結果的に社会の課題を解決しやすくなるということです。

「自分以外の人に動いてもらわないと解決しない世の中の課題を、お金以外の力で解決できるようになる」というのが友情のメリット、ということになるでしょう。

ボランティア活動の話?と言われると、いきなり安っぽくなってしまいますね・・・その点は保留でお願いします。

 

友情が生まれるしくみ

「共感や信頼の情を抱き合って互いを肯定し合う人間関係」が友情です。

その友情が生まれるしくみとして、具体的にはそれぞれあるのでしょうが、集約すると下記のようなことが、小さな「友情」が発生する瞬間なのでしょう。

「共通体験を通して、困難を克服する瞬間」

どんなに納得の行かない困難であってもこの瞬間に友情が芽生え、その瞬間が積み重なって友情の濃さとなっていく。

映画館なんかは惜しいですね。

同じ物語を見るという共通体験のなかで、同じ涙を流すような深い感情まではあるのでしょうが、所詮物語は他人ごとですし、感情的にも肉体的にもツラくはありません。

高校の部活なんかはまさに「共通体験を通して、困難を克服する瞬間」のオンパレードやーーー。

でも中にはケンカして(困難を)仲直り(克服)していない微妙な関係が続いている場合もあるでしょう。

しかし、基本的にはその困難が深ければ深いほど、そしてそれを克服する振り子が大きければ大きいほど大きな友情が生まれます。

そしてそれが一回限りではなく、定期的に「共通体験」をして「困難」「克服」サイクルが続くだけ友情が続くといえます。

困難から逃げるクセのある方は、友情が芽生えにくいのではないでしょうか。(もちろんそんなにたくさん友情はいらないという方を否定しません)

 

——-

今回この「友情を深く掘り下げて考えてみる」といった個人的な困難にお付き合いいただいてありがとうございました。(悩んでいるわけではありません)

「友情の作り方」なんて考えてるから友達ができないんだ!という根本的なお叱りは覚悟の上です・・・

みなさんの思う「友情の作り方」ってなんでしょうか?

男性と女性の違いもあるかもしれませんね。


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@terukobayashi 小林輝之 ●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。 ●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。 Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...

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