テレビに出るブログの書き方を公開。現役記者さんにコッソリ聞いた、番組に取り上げたくなる5つの条件
先月の4月1日、わたしが代表になって初めて1名新卒採用できて、うれしいな!といった内容のブログを書いたのですが、なぜかものすごい共感を呼び、結果的に某全国区のテレビ局の番組に取り上げていただくことができました。
そのキッカケになったブログがこちらです。
従業員10名以下の鉄工所に新卒入社!?ウソのようなホントの話【追記あり】 | 小林輝之の社長室〈長田(おさだ)工業所代表ブログ〉
そしてこちらが放送内容を書いたブログ。
フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」で弊社をご紹介いただいた思い出メモ | 小林輝之の社長室〈長田(おさだ)工業所代表ブログ〉
正直言いまして、なんでこのブログがそんなに反響があったのかわかっていなくて、今回取材に来て頂いた記者さんにストレートに聞いてみたんですよ。
そして情報バラエティー番組に取り上げたくなるのは、ズバリどんなネタなのか?をお聞きしました。
「自分なんかが決める立場じゃないですけど、こんな感じのネタに食いついている気がします」という前置きのあと、下記のようなことを記者さんがおっしゃっていました。
①感動的な、いい話
今回のわたしのブログ記事がこの条件にハマったようです。
なにげない日常のある部分を切り取った記事が、多くの人の共感をたまたま得たようです。
②ものすごい悪い話
これは先程の感動的なものとは正反対のものですね。犯罪とか、炎上とか、反社会的なものとか。。。
普通の人が狙って書くものではなく、結果的に悪く取られてしまって、書き手の思いに反して炎上してしまった、というような、できれば避けたいネタです。
③オモシロ映像系
これは話というよりもYoutubeなどのオモシロい動画は取り上げられやすいです。
テレビ的にも適している上に制作も楽で、よく海外のおもしろ映像が使われる理由はこういったところでしょう。
④話題性があるもの
今回のわたしのブログ記事のように、ツイッター上でものすごくリツイートされているものがないか、そういった関係者は目を光らせています。
やはり最低限「ツイッター」で拡散させることができるかどうかが、話題性につながるようです。
ツイッターということはテキスト。タイトルが目を引くかどうかが重要ですね。
⑤違和感のある話
最後におっしゃっていたのが、「違和感」というフレーズです。
悪い意味でも良い意味でも、「他となにか違うかも?」「なんとなく違和感を感じる?」といった、感覚的なことのようです。
わたしの記事が今回取り上げられたのはなぜでしょうね?と質問した答えはこんな感じでした。
⇒職人10人の鉄工所に18才の子が就職したことを、あんなにめちゃめちゃ嬉しそうにブログに書いただけなのに、ネットがすごいすごいと乗っかっていろんな著名人にも注目されているらしい。
⇒なんだろうこの違和感は。なぜそんなに盛り上がっているんだろう。
⇒もっと詳しく知りたい。ほかの新聞やテレビ局よりも早く取り上げたい。
いい意味での違和感を醸し出すのは、自分ひとりだけの力では限界がありそうですね。
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今回記者さんに逆取材をしてみて思ったことは、関係者は意外にツイッターを見ているんだなあということです。
先ほども書きましたが、ツイッターということは、動画とか写真とか記事の内容よりも「文字」。
記事のタイトルが命なんだなあと思いました。
こんな本とかが参考になりそう。。。
Teruyuki Kobayashi
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