「ネット参考にせず」86%、ネット見る前に決めていたとか
継続王に、おれはなる!0264
月曜日の未明、これから3年間の流れを決める選挙の開票が終わりました。
大方の予想シナリオ通り与党の圧勝でした。
86%が参考にせず=ネット選挙浸透に課題-出口調査【13参院選】|時事ドットコム
昨日の新聞にあった、出口調査で「ネット参考にせず」86%という文字を見ての感想です。
若者の投票心理について
ネット選挙運動解禁で投票率が上がるか?と期待していましたが、蓋を開けてみると投票率51%と、見事に前回の参院選の投票率を下回ったようです。
ネットといえば若者の投票率への期待ですね。
でも若者の投票率についてはこんなエントリーもなるほど、と思いました。
選挙ってもし自分の選択が間違いだったら寝覚めが悪いんだよね。民主党が政権とったときに民主党に投票した人で震災のときにそう感じた人多いと思う。
投票して良くなった実感はない割に、後悔する可能性が高い。だから行かないの。単純な話でしょ?責任を負いたくないんだよ。
若者が選挙に行かないたった一つの理由|はてな匿名ダイアリー
若者の選挙に対しての考え方は、今までの常識では通用しないような気がします。
仕事上でよくある、
先輩「わからないことは聞け。」
新人「何がわからないことなのかが、わからない。」
みたいな。
ネット云々の前に、すでに決めていた?
さて、若者の投票率は置いておいて・・・
これらの数字を見てぼくが思ったことはこの3点。
- ネット選挙と言っても、ただフェイスブックページを作った、くらいのもの
- ネットを参考にする前に、すでに決めていた人が多かったのでは
- とにかくねじれを解消して前に進んでほしいという民意
一概には言えないことを前提としまして、
ネット選挙解禁でネットを活用したと言っても、所詮は無料サービスの範囲で宣伝した、くらいのレベルであり、そんな戦略も気持ちもこもっていないページはあまり見られていなかったということでしょうか。
もともと今回の選挙では、「ねじれを解消したい」という民意が深層心理であったことで、今回の選挙は決まっていたのではないのかなあ、なんて後出しジャンケンをしてみたり。
また「どうせ自民で決まってるんでしょ」といった諦めがあっての投票率低下につながったとか・・・
とにかく先に進めてくれ
なにか新しいことをする時にはもちろん多くの意見を取り入れることは大事です。
でも、ねじれ政治の中でどれだけ意見をこねくり回しても今の時代のスピードについていけないでしょう。
「もう話し合いはいいから、もう限界。早くエイヤっと決めて前に進んでくれ!」という民意が強かったのでしょうか。
ぼくは経営者なので、特にそう思います。
Teruyuki Kobayashi
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