このブログに鉄工所の社長っぽい記事が少ない理由
継続王に、おれはなる!0504
製缶工場の社長のブログなのに、なぜ仕事風景や製作事例の記事が少ないのか。
その理由は「メイカーズ側の視点でこのブログを書いている」ということに気づきました。
情報発信が活発な町工場として
先日モノづくりスペシャリストのための情報ポータル「MONOist(モノイスト)」内の記事にて、この自ブログを紹介いただきました。
今までは記事としてのリツイート含め、紹介されることはありましたが、ブログ全体をこれだけ大きく紹介されたのは初めてです。
ありがとうございます!!!
マイクロモノづくり概論【人づくり編】:マイクロモノづくり仲間を集める方法 (1/4) – MONOist(モノイスト)
こちらの記事の2ページ目に「情報発信が活発な町工場」のブログとして紹介されたんですね。
うれしいなあと思ってあらためて自分のブログを見渡して気付いたこと。
【モノづくりに関する記事が少なすぎる!!!】←わかってたけど
「VINE(バイン:6秒動画)の女子高生」?
「iPhoneアプリについて」??
「ラーメン屋さんでこれはやってはいけない」???
「技術はないけど、モノづくりやったるでえ!!」と気合の入ったメイカーズの方々が、トップにワンピースのコスプレをしているふざけたブログに迷い込んだと思い、すかさず「戻る」ボタンをクリックする姿が想像されます。すまん。
たぶんそういった読者の方に対しては、こういった弊社のフェイスブックページのような、
こんな製作事例などを記事として更新していけばいいのだろうけど・・・
なんだかこのブログでは筆が進まないんですよね。
自分自身が何者であるかを伝える
こんな風に考えていたら、先ほどの紹介された記事に、冷えた心に、温かいおしるこを流し込まれたような救われる文章を目にしました。
とにかく、「モノを作ること」が目的ではない。(中略)
まず自分から、Webサイトやブログ、SNSを使って情報発信しよう。(中略)
まずは自身の考える事業ストーリーを固めよう。(中略)継続的に情報を発信し続けることで、自分のフォロワーを獲得することも大事だ。自分自身が何者であるかということを周囲に地道に伝え続け、「継続できる人」であることを認知してもらうのだ。その土台があれば、信頼関係構築がしやすくなるだろう。
このような活動は回り道に見えるかもしれないが、最終的には近道となる。情報発信も何もせず、Webで見つかった問い合わせ先にやみくもに電話し続けても、こちらの情報や意図がうまく伝わらず、断られ続けるだろう。
マイクロモノづくり概論【人づくり編】:マイクロモノづくり仲間を集める方法 (2/4) – MONOist(モノイスト)
上記のテキストは、町工場側ではない「メイカーズ側」への提案ですが、これは町工場側でもあるぼくにも当てはまることです。
実は全国にたくさんある鉄工所というジャンルの町工場は、全てが同じことをしていません。
職人さんの得意分野であったり、扱う機械や工場の規模により、ひとことで鉄工所といってもさまざまな形態があるのです。
弊社おさだ工業所で出来る事もあれば、出来ない事もあるということ。
それはもっと大きな分類である、「町工場」というくくりでも同じようなことが言えます。
町工場と呼ばれる加工側の工場一軒一軒が、同時にメイカーズでもある。
町工場とメイカーズの間に垣根はなかったのです。
個を認知してもらうこと
このブログの内容は、鉄工所の二代目社長のブログと称しながら、ほとんど「メイカーズ」としてのぼく個人のワクワク心に刺さることに関する記事ばかりであります。
「自分自身が何者であるかということを周囲に地道に伝え続け、『継続できる人』であることを認知してもらう」こと
「溶接だけをする『溶接屋』の鉄工所社長ではなく、ワクワクを創りたい『ワクワク屋』の社長であることを知ってもらう」こと
これが今のところのぼくのブログの目的なんだろうなあ、と気付かされました。
というわけで、具体的に「長田(おさだ)工業所」で何を作っているかを知りたい方は、こちらのフェイスブックページを見るといいと思うよー!
長田(おさだ)工業所【株式会社長田工業所】|Facebookページ
(ホームページもあるよ⇒鋼構造物・製罐一般・ステンレス金物加工:株式会社長田工業所)
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そんな紹介していただいた方の著書はこちら。
Teruyuki Kobayashi
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