アートは効率が悪いもの
継続王に、おれはなる!0592
こちらのコラムで共感したので。
・「ヒトはいとも簡単に“おかしな人”にされる。なぜなら他人に“おかしな人”のレッテルを貼るとヒトは安心するから」ということである。
・「神から授けられた狂気は、人間から生まれる正気の分別よりも立派なものである。」
・「職業によると逆上はよほど大切なもので、逆上せんと何も出来ない事がある。(略)インスピレーションも実は逆上である。」
・すぐに何かができるわけではない。けれど、誰かから言われなくたって始めていなければならない。まだこの世にないものを創るとはそういうことだ。彼らのチームが“入っている”時は、近寄りがたく神々しい。
・ものを考え、創る仕事は、およそすべての仕事の中でいちばん効率悪いに決まっている。なぜなら、やってみなければわからない誰もまだやったことのないことを何とかカタチにしようとする仕事だから。
・他の人とちがう風に考え続ける。
他の人とちがう意見を持つ。
他の人がやらないことをやり続ける。
他の人と同じであることを嫌悪する。
この態度は、実は、ものすごく面倒で困難なのである。
まず、理解されない、という最初の壁があるし。
けれど、他にやり方は、たぶん、ないのだ。
経営はアート
もし100歩譲って効率を上げることが経営の目的と言う人がいたとしても、その効率を上げるための仕組み作りはアーティスティックであり、俗に言う効率の悪い創作活動は必要です。
アートを書く人になるか、アートを鑑賞する人になるか。
ぼくは書く人の方です。
それができる環境にある人は限られていて、ぼくは運良くその環境にいるからです。
やらねば。
「すぐに何かができるわけではない。けれど、誰かから言われなくたって始めていなければならない。」
Teruyuki Kobayashi
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