あなたは何者ですか?小規模企業経営者が自身のプロフィールを書く時の3つのポイント
先日、わたし自身のプロフィールを更新した記事をあげました。
小林輝之(こばやしてるゆき)プロフィール【2015年9月更新】 | 小林輝之の社長室〈長田(おさだ)工業所代表ブログ〉
この記事がすごく読まれていたので、人間ってやっぱり人の裏側とか内面とかを知りたいと思うものなのかな、と思いました(笑)
わたしのような名もない小規模企業の経営者が、ド正面から社会の荒波を航海しつづける時に、一番大事なのは「信用」だと思います。
どうやったら他人に自分のことを知ってもらって信用してもらえるか、その第一歩がプロフィールを作って、正直に自分自身の掘り起こしをすることからかな、と感じます。
3年前に、自己ブランディングの一貫でドリームワークスの山内先輩に教えていただき、自身のプロフィールを作ったのですが、現在と比べてかなりスカスカ。
そんなに上がりもしない、かといって劇的などん底もない、人並みの人生を送ってきた自分のプロフィールなので当たり前です。それでもなんとなくプロフィールっぽいものができました。
もし3年前のわたしのように「自分って何者?」と自己ブランディングに悩んでいる小規模企業経営者がいたら、その方のために、どのようなことに気をつけて書いたのかを書いておこうと思います。
ポイント① 最初に「○○といえばわたし」という自称の肩書きを書く
長いプロフィールをこれから読んでいただく時に、最初に「長田工業所 代表取締役」という肩書きだけを見せられたらどう感じますか?
そんな小規模企業の、名も知れぬ他人のプロフィールなんて・・・と、そっと右上のバッテンを押されてしまうでしょう。。。
つかみ、というわけではないですが、ブログを読みやすく小見出しをつけるように、最初に「わたしはこういう人間です」という自称の肩書きを書きます。
●スチール・ステンレスの溶接の専門家。毎日どちらかのブログをかいてます。記事数1000記事超え(2015/8現在)
http://terukobayashi.com/
http://iron-planet.net/category/blog
●クラウドファンディング実践者
http://zenmono.jp/projects/43
●マイクロモノづくりenmono北陸支部長
http://www.enmono.jp/
●オリジナルLINEスタンプ作りました。
https://store.line.me/stickershop/product/1005889/ja
●溶接のテーマパーク「アイアンプラネット」代表
http://iron-planet.net/
●株式会社 長田工業所(おさだこうぎょうしょ) 代表取締役社長
最初は自称でもなんでもイイと思います。
わたしは3年前、何もなさすぎて、某海賊王のコスプレをする人「ルヒィ社長」から始めました。
それから、◯◯といえば小林さん、といった他の肩書きに少しづつ自信が持ててきたので、最初に勢いで始めたルヒィキャラは、そのうちやめました。
「溶接の専門家」なんて書いてますが、わたしよりも経験のある熟練の溶接士は世の中にたくさんいますし、そういった方には鼻で笑われるでしょう。
しかしわたしは、ボイラー溶接士などの資格を持っていて、実際に溶接加工を生業にしている社長なので「溶接の専門家」を名乗ってもいいでしょう!というか、そうでなくてはいけない!という自戒込みです。
ポイント② 恥を忍んで
恥を忍んで、過去のよかったことわるかったことを書きましょう。
「そのへんにいる一般人のわたしが、人様に堂々といえるような実績なんてないし・・・」
いやいや、他人の感じ方は様々。読む人の立ち位置や価値観などで人によって変わるので、気にしないでください。
どうせ大なり小なり、人類の99.99%は自分と同じ一般人です(わたしの肌感覚)、くらいの気持ちで。
ポイント③ 数字を多用すると、スゴそうな印象に
わたしのプロフィールには、このような過去の実績があります。
>居酒屋からバー、ファーストフード店まで10業態を超える店舗に一般社員から店長まで経験し、調理師免許も取得。20代後半には部長職として多店舗のマネジメントに携わり、ここで経営の基礎を身につける。一方で社内教育機関のグループに抜擢され、200名以上の社員アルバイトに対する社内セミナー事業などを通してイベントの構成、進行などを学ぶ。
小林輝之(こばやしてるゆき)プロフィール【2015年9月更新】 | 小林輝之の社長室〈長田(おさだ)工業所代表ブログ〉
ほら!「10業態」「200名以上」のように、具体的な数字を書くと、スゴそうな印象になります。よね?
ちなみに、たぶんもっと大きな飲食店経営者がこれを見たら「そんな大したことないことをプロフィールに書くの?小さい男やで。」と呆れられるかもしれませんが、飲食経験者でない人が見ると一転、おおー!と感じてくれます。
肝心なのは、ありのままを書くことです。
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わたし自身、今の状況で満足して、調子に乗って、今回プロフィールを更新したわけではありません。
まだまだ道の途中であり、現在のプロフィールをこれからもっと濃くする人生を歩んでいるところです。
もし3年前の自分のように、「何かやらないといけない!でも何をしたらいいのかわからない。」と悩んでいる小規模企業経営者がいらっしゃいましたら、最初は少なくてもいいですし、たいそうな事を書かなくてもいいので、まず自分自身の掘り起こしになるプロフィールを書いてみてください。
そして人に見てもらってください!
わたしも見てみたいです(^O^)
Teruyuki Kobayashi
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