西田一見「イヤな気持ちは3秒で消せる!」読書メモ
わたしはとりあえず、なるべく常に前向きにしておけば、なんとなく全てうまくいくと信じています。
でも、その日の体調や人のめぐりあわせで、イヤな気持ちになってしまう時もあります。にんげんだもの。
しかしこの本には、そんなイヤな気持ちになったときに、誰でもメンタルリセットできるんじゃないか、といった方法が書かれていました。
初級編の3秒ルール
下に読書メモを羅列しておきますが、この読書メモだけ見ても理解するのは難しいでしょう。
実際に本を見て、脳の仕組みやいくつかのワークを経て、自分なりの3秒ルールをつくっていくことが大事かと思います。
どんな感じの内容なのかがこちらのメモで少しはわかるかな、程度で抜粋させていただきました。
・イヤな気持ちを消す方法。そのすべてのカギを握っているのは、判断役である、あなたの脳なのです。
・私たちは、大人になればなるほど、生きるための経験値を蓄えると同時に、危険回避のために「イヤな気持ちを抱きやすい人間」になっていくのです。
・脳には3つのクセがあります。(中略)①脳は「イメージ・言葉・動作」をその通り受け取り、実現しようとする(中略)②脳は「現実」と「想像」の区別ができない(中略)③脳は記憶を「上書き」する
・あなたの言葉や動作は「出力」した瞬間、投げたブーメランが戻ってくるかのようにぐるりと回って、あなたの脳の中に「再入力」されるのです
・言霊の考え方は、脳トレーニング理論に照らし合わせて考えてみても、非常に理にかなっています。
・私たちは、(表情は)笑いながら、(気持ちは)悲しみ続けることはできません。人間の感情は、動作と密接に結びついているのです。
・(イヤな気持ちをリセットできる)今すぐできる初心者バージョン(3秒ルール)①大好物を思い浮かべます②「できる!」とつぶやきます。③笑顔になります④ダーッ! その「出力」を脳のアーモンド(扁桃核) に送り込みます。
「ある出来事をイイ出来事かイヤな出来事か“判断”しているのはいったい誰なのでしょうか?それはあなたの頭の中、つまり脳です。」
こういったフレーズを観ると、ベストセラーの「嫌われる勇気」を思い出します。
人間関係で心がすり減っている方には、ぜひ合わせて読むことをオススメします。
Teruyuki Kobayashi
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