テレビで野球中継を見ている人でなくて、バッターボックスに立ち続ける側の人でありたい
2016/05/31
この記事の所要時間: 約 1分10秒
社長交代時の4年前、最初は、今まで会社を支えてくれた社員をこれから養っていくために、お金をかけずに目立つことに重点をおいていました。
なにか会社に特許があるわけでもない、特殊な技術や加工機械があるわけでもない、現状を打破するには自分にはこれしか考えられなかったのです。
目立ちつづけていると、周りの方々が少しづつ「こいつはなにか新しいこと、面白いことをやってくれそうな気がする」といろんなジャンルの方々が寄ってきてくれるようになりました。
それまで自分はなんでもかんでも中途半端で、なんの取り柄もなく特徴もなく中身も無い人間だと思っていましたが、思いつく限りすべて行動した結果、注目され続けたことで、少しづつ自信もわいてきました。
「あなたは鉄工所の社長じゃないの?なんの仕事をしているの?」とよく聞かれます。
もちろん日頃は社長業として全体を差配しているわけですが、あたらしい価値を生み出していくことが一番の仕事だと思っています。
「そんなに簡単にあたらしい価値なんて生み出すことはできない。」とよく言われます。
その通りです。ホームランバッターと同じで、何度打席に立ってバットを振ったかの確率論だと思います。
テレビで野球中継を見ている人でなくて、バッターボックスに立ち続ける側の人でありたいと思っています。
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Teruyuki Kobayashi
代表 : ㈱長田工業所(おさだこうぎょうしょ)
@terukobayashi 小林輝之
●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。
●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。
Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...
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