ウラでこんなことやってました!6年間実際に行動してきたこと約38件のふりかえり
2016年6月15日で、わたしが社長になってまるまる4年間経ちます。
これまで苦労してきた社員のみなさんのおかげで、斜陽産業とまではいかないにせよ、設備投資をしないと差別化のしにくいこの業界において、なんとか数字上では毎年売上は少しづつ伸び、収益は若干ながら毎年連続黒字を続けてこれております。
ここ2年間でメディアに150件以上出させていただき、会社の知名度も少しづつ上がってきております。
今後もいろんな事業の柱になっていくようなタネ蒔きをしながら楽しく経営しているまっただ中で、まだ始まったばかりです。
より従業員のやりがいを創出し、末は自分の息子や従業員の子どもたちがこぞって「長田工業所で働きたい!長田工業所の社長になりたい!」と言ってもらえるような魅力的な会社を目指しています。
しかし、ここまで来るのに最短ルートで来れたわけではありません。
社長交代する前の2年間、そして交代してからの4年間、答えのない砂漠をさまよって、トライ・アンド・エラーを繰り返していました。
あがきまくった6年間
ブログを毎日書いていると便利ですね。どんな風に過去あがいていたのか、すぐ思い出せます。
中には「黒歴史」と呼ばれるものもありますが、すべてが今につながっています。
具体的に、こんなことをしてきました。
- 介護用ステンレス手すりの価格を決め、チラシを自分で印刷、近隣に配るも問い合わせゼロ(↓当時の自家製チラシ)
- スチールカーポートの商品を作り、価格を決め、チラシを自分で印刷、折り込み広告するも問い合わせゼロ
- いろんな会合・セミナーに顔を出してセミナー中毒に
- 地元の商工会のボウリング大会に必ず出て社名をなるべく出すことで知名度が上がると思っていた
- 防火協会などへキャッチフレーズの募集に応募し、上位をねらって社名を宣伝しようと目論む
- 無料ホームページを自分で我流でつくってみる、かけた時間に対して出来上がりにへこむ
- 工場のシャッターに絵を描いてもらう
- そのシャッターペイントのことを初めて自分でプレスリリース、初新聞掲載へ
- 本を3日で1冊読もうと手当たり次第購入する
- 地元はるえ祭りの司会で使った衣裳を色んな所で着て、キャラクターで目立とうとする
- スマホを利用して工場運営の効率化を図るコンサルを目論むが現実を知る
- これまでなかった自社の企業理念を作るが、自分の興した会社ではないことで悩む
- 商工会の経営革新企業認定
- フェイスブック友達1000人を目指してみる(昨日やっと達成!)
- フェイスブックイベントを立ち上げ、溶接体験イベントを開いてみる
- 溶接キャラのLINEスタンプを作ってみる
- クラウドソーシングを使ってLINEスタンプのデザインを作ってもらう
- 商工会議所の合同プレス発表会に出てみる。商品ではなく、LINEスタンプネタで!
- 社内勉強会を開いてみる
- ふくいデザインアカデミーを受講する
- 当時の名称マイクロモノづくり経営革新講座を受けに東京へ
- クラウドファンディングに挑戦
- 家庭用溶接機メーカーのスター電器製造のFeNEEDSさんと提携させてもらう
- 坂井市の展示会に初出展してみる。でも商品でなくて、溶接のテーマパークネタで!
- YouTubeで「Happy」に合わせて動画をつくってみる
- クラウドファンディング達成セレモニーに市長を招く
- アイアンプラネットオープンセレモニーに市長を招く(二回目の招待)
- ものづくり補助金の申請通過
- 身の丈以上のことですが、講演を頼まれたら断らない
- 地元商工会認証システム制度に挑戦、奨励賞をいただく
- アイアンプラネットの商標登録に挑戦
- 観光向けの雑誌の取材
- 福井県の出会い事業の場所提供、夫婦で講師に
- 国際ウェルディングショーのトレンドセミナーに登壇
- アイドルをアイアンプラネット一周年記念に呼べないか奔走
- 初の新卒採用の内定
- 溶接作業服デザインコンペ
- 産学官連携で商品開発
上記に並べたこと以外にも一時期青年会議所に所属していたことや、ご当地グルメでまちおこし活動、PTA、交通指導員、商工会青年部活動なんかも自分の血肉となっていますが、そういったことは省いています。
また、社内で「グッジョブ!カード」を使って褒めあう社風を目指していることなど、細かい社内でのトライまで上げていくときりがないので端折っています。
あ、あと行動・継続していることで、この「毎日ブログを書く」もありましたね!
「当日書けなくても次の日まとめて書く、もOK!」とか、「この社長ブログかアイアンプラネットブログのどちらかに書いていればOK!」とかいろいろマイルールの変更はありましたが、なんだかんだ2012年11月2日から続けて1307記事目。
「失敗」はしていない!
そんな、いろいろ行動したなかには大外れしたものや、今にしっかりつながっているものなどいろいろあります。
大外れしたところで諦めてないですしコストもかかってないので失敗したうちには入りません。
野球のトップの選手でも3割バットに当てるだけで上出来です。
その打率を上げるためには何度も打席に立ってバットを振り続けること、つまりたくさんの小さなトライ(行動)を繰り返すことが、今わたしに出来ることです。
そのときに忘れてはならないのは、これまでの会社の歴史。
全然畑違いのようなことをやっていると思われがちですが、これまでの会社の歴史や流れの延長線上にあることをベースに、少々変化させた行動を心がけています。
Teruyuki Kobayashi
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