「身の丈」経営は消極経営や縮み志向の経営ではない
2016/06/14
Amazonでは中古しか売っていないのですが、この本を読んで「身の丈」の経営という意味が腑に落ちました。
まえがきにて
「まえがき」の段階で、結構引っかかっていたことがすっきりしました。
>「身の丈」経営とは「石橋を叩いても渡らない」といった消極経営や縮み志向の経営ではありません。むしろ、現状に満足すること無く常に革新に取組むい経営を指します。
>具体的には、顧客の囲い込みによる経営基盤の確立を基本に、そのうえで発展の源泉は需要創造にある、とし、新規顧客開拓、あるいは新分野への進出へ向けての積極果敢な挑戦的な取り組みを意味します。
>「身の丈」経営の要諦は、時代の流れを見定め、自らの市場ポジションと強みと魅力を生かした事業展開にあります。
新しい需要創造への動きを積極的に進めている弊社ですが、「選択と集中」という言葉などを聞いた時に、本来昔からやっている事業に集中して新しい動きは止めないといけないんじゃないか?とも思ったりもしていました。
「顧客の囲い込みによる経営基盤の確立を基本に、そのうえで発展の源泉は需要創造にある」
今までのお客様をしっかり大事にするにしても、それだけでは発展はせず衰退していく。。。
以前Facebookの投稿で見た、「お気に入りの店が潰れた!って悲しいなら行ってあげてればよかったんじゃないか、いやいや、店主の努力が足りなかっただけだ」とかなんとかいう話を思い出しました。
Teruyuki Kobayashi
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