作業員の安全を第一に考える経営者は「神宮外苑イベント会場火災」を自分事ととらえる
2016/11/09
世間の作業員の安全を第一に考える工場を運営している経営者は、今回の「神宮外苑イベント会場火災」を対岸の火事としては考えづらいでしょう。
>6日夕方、東京・新宿区の明治神宮外苑のイベント会場で、ジャングルジムのような形をした展示物が焼け、中で遊んでいた5歳の男の子が死亡し、助けようとした父親など2人がけがをしました。
画像・記事引用:神宮外苑のイベント会場で火事 5歳男児死亡 2人けが 東京 | NHKニュース
おがくずに白熱灯の熱で発火した、ということのようですが、LED電球でも時間が立てば発火の恐れがあるようですね。
【決して真似しないで下さい】LED電球で紙くずは発火するか検証?→2時間40分で発火 – Togetterまとめ
終わったあとに「そんなの火事になって当たり前だろう」というのは簡単です。
イベントに関わった全ての人が当事者であり、もしその前に危険を予知して「危ないかもよ」とふと思っていた方、実際にアドバイスしたりした方においても、実際に起ってしまったら同じです。
悲しいことですが、重大事故は常に「想定の範囲外」で起こります。
過去の法規制や安全対策は、どうしても多くの犠牲者の上に成り立ってきています。
我々にできることは、過去の災害事例を真摯に受け止め、1件でも重大事故につながるようなヒヤリハットをなくしていく運動を続けることです。
Teruyuki Kobayashi
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