河合寛次郎「いのちの窓」~新しい自分が見たいのだ-仕事する~
この記事の所要時間: 約 1分20秒
大正から昭和にかけて京都を拠点に活躍した陶芸作家である、河井寬次郎さんの詩集を読みました。
そのなかで、印象に残った言葉を数点ご紹介します。
新しい自分が見たいのだ
-仕事する
昨日の自分には関心がなく、繰り返し作業にも本来人間は関心がないといいます。
繰り返しの中にも、少しでも繰り返しでない自分を見つけようとしている。
新しい自分を見つけたい、これが人を動かす動力になる、といいます。
助からないと思つても
助かって居る
人はほったらかされてはいないのに、ほったらかされていると思いたくて仕方のないものである。
機械は存在しない
機械は新しい肉體(肉体)
金槌は、自分の手がないと機能しない、全自動の機械であっても、人間の手が作り出し、最初のスイッチを押しています。
道具を大事にするというのは自分を大事にするということ。
昭和23年に書かれたものであり、昔の言い回しや漢字など、読みにくい部分はありましたが、年末の今年の集大成のこの時期にこの本に出会えてよかったです。
年始にももう一度読み、1年の計を考えたいと思います。
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Teruyuki Kobayashi
代表 : ㈱長田工業所(おさだこうぎょうしょ)
@terukobayashi 小林輝之
●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。
●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。
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