世界の一流はみんなパクって成功しています【パクリジナルの技術】
継続王に、おれはなる!0284
よくTTP(てってーてきにパクる)という言葉を耳にします。
オリジナルをリスクを取って時間をかけてやるよりは、他人の成功をただパクるのではなく徹底的にパクったほうが近道である!という造語ですね。
パクるというと言い方が悪いのですが、成功事例を徹底的に踏襲することに罪悪感を覚える人も少なくないでしょう。
そんな方でもこの本を読めばパクることなんてへっちゃらさー、なんて方向に変わるかもしれません。
パクリジナルの技術
どうですか!この潔さ!パクリジナルて!
パクったものがいつの間にかオリジナルになるんだ!という意味です。
本屋で気になってしかたなくなり購入。ちなみにパクってはいません・・・
こんなに薄いので、読みやすい!
「ヒト」にフォーカスする
パクるというと、「ビジネスモデルの美味しいところだけ頂く」ようなイメージですが、そうではありません。
この本の著者は、ビジネスモデルではなく「ヒト」そのもの、こうなりたい!と思うような有名な社長さんなどの追っかけになることを説いています。
例えば、孫正義さんで説明しましょう。(中略)
孫正義さんが「こうなる」と言っている。例えば「AがBになる」と言っている。新聞で、「Aのままで推移する」とか、「Bになんかならないよ」とか、「いやいやCになるんじゃないの?」とか、さまざまな意見を目にしますし、聞こえてくるでしょう。テレビや雑誌とかも同じです。
それらをすべて無視するのです。いろいろなことを言っている。「あっそう、私はB。」この空気感がパクリジナルの技術です。
著者の木下晃伸氏は、孫正義さんに狂い学生時代から孫さんの追っかけとして、出演しているテレビ番組は全て録画し、掲載されている記事は全部切り抜いていたというストーカーレベルの猛者。
それだけ「狂っている」ことをアピールしたことで、1万名の応募者の中で100名しか合格しない後継者育成学校の「ソフトバンクアカデミア」に合格したそうです。
木下氏はご自分を「凡人」と称されていますが、あきらかに「奇人・パクリジナラー」ですw
パクリの4つの技術
そして、ただパクるのではなく、パクるにも順番があるそうです。
- 「カンニング」
- 「コピー」
- 「フライング」
- 「ハッタリ」
凡人のパクるイメージでは「カンニング」から「コピー」までで終わってしまいます。
それをしっかり「フライング」「ハッタリ」を持って「行動」しなければ、本当の「パクる」とは言えません。
この本を読めば「パクリ」に対する中途半端な考え方が変わり、突き抜けた「パクリジナラー」を目指したい!と思うはずです。
↓
Amazonで840円。(8/12現在)
【追記8/13】
著者の木下晃伸氏を調べてみると、こんなビジネスをされているようなうわさもありましたので、一応。
ぼくには興味のないビジネスです。
経済アナリストの木下晃伸、本業がアムウェイになったようだ。ググるとアムウェイでの活動の様子が伺える。フィスコレポートも終了したようだ。
— KK_JPN (@KK_JPN) January 1, 2013
Teruyuki Kobayashi
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