本田△が出場する試合としない試合の3つの違い
継続王に、おれはなる!0216
昨日のW杯アジア最終予選で、オーストラリアにロスタイムで追いつき、日本(FIFAランク30位)が世界最速で、来年のW杯ブラジル大会出場権をもぎ取りましたね!ばんざーい!
今回もロスタイムで決めるなど、何かと「持ってる」本田△(さんかっけー)ですが、実は僕達の見えない所での働きが彼の真骨頂のようです。
朝日新聞の記事でこんな面白い分析をされています。
ピンチ回避は本田が握る 守備に影響、データで浮き彫り|朝日新聞DIGITALより引用
【編集委員・忠鉢信一】5月30日の親善試合ブルガリア戦の完敗は、この試合を欠場した本田圭佑(CSKAモスクワ)が日本代表にいるかどうかで、チームが顔を変えてしまうことを改めて浮き彫りにした。データスタジアム社の集計したデータからは、不在の影響は意外にも攻撃面にではなく、むしろ守備面にこそ表れている。(中略)
本田とパス交換をすることが多い遠藤は「本田がいないときには、これから攻め込んでいこうというタイミングで球を奪い返されている可能性がある。本田がいれば、そういうタイミングで彼がボールをキープできるが、本田がいないと奪われてピンチになるのでは」と読み解く。
遠藤の直感はデータによって裏付けられた。球を奪われてからパス2本以内でシュートされた相手の速攻を調べると、本田がいる時は計5回で1試合平均1回だが、不在の時は計17回で1試合平均2・4回に跳ね上がる。奪われた位置も日本の中盤や自陣が多くなる。まさに「これから攻め込んでいこうとするとき」に球を奪い返された形だ。
本田△はただのスーパースターではなかった。
この分析からわかる、本田△が出場する試合としない試合の3つの違いを僕はこう見ます。
- 本田は誰よりも敵の攻撃の基点を潰してくれる。
- 本田は誰よりも味方の攻撃の基点を潰さない。
- 本田は何か運を引き寄せてくれる。
①と②の、僕のような素人にはわからないような目立たない技術や動きによって、結果的に③の観客にわかりやすいスター性に繋がっているのでしょう。
本田を見つけ、育てるのが監督の仕事
アルベルト・ザッケローニ監督はそんな見えない部分でしっかり仕事をしてくれる選手を揃えることによって、我々日本国民の満足につながるW杯出場という結果を出しました。
僕の社長業と監督業をリンクさせるならば、
W杯に出場しよう!
=国民を満足させよう!
=お客様に満足していただこう!
といったコトバだけではなく、本田△のような選手=従業員を揃えていくことが現実的です。
また、そういった選手が全力を出せる環境を作っていくのも監督業。
僕のチームもW杯に出場して、日本国民に夢を与えていくために具体案を進めていきます!!
(うれしくてなんの話かわからなくなっています。)
あとがき
とはいっても昨日の夜はPTAの集まりがあり、帰った頃にはちょうど後半37分。
そういえば今日は最終予選の日だったな、日本勝ったかな?ただいまーと帰ってきてテレビをつけた瞬間にオーストラリアに先制されるという悪夢を見せられ、絶望し、もう終わったな、と思ったら、あっ!ハンド!PK!本田さんかっけー!!という、ダイジェストを観ているかのような興奮が残り、もうグッチャグチャです。
Teruyuki Kobayashi
最新記事 by Teruyuki Kobayashi (全て見る)
- 長田(おさだ)工業所 2018年のメディア出演・掲載・講演等メモ - 2018年12月18日
- 2017年のメディア出演・掲載・講演メモ - 2017年12月21日
- 2017年5月・6月・7月のメディア出演・掲載メモ - 2017年7月15日