鉄工所の乱雑な道具棚をスッキリさせて、作業効率を上げました。
継続王に、おれはなる!0354
ずっと気になっていた道具棚を、弊社の工場長を中心に改造していました。
最初の状態
鉄工所の仕事は道具がないとはじまりません。
その多種多様な道具を駆使してあらゆるものを製作しようと努力しています。
わが鉄工所では、このような棚を作って種類ごとにその道具をしまっていました。
一見道具がうまく片付けられるような棚に見えますが・・・
そこに入っていた道具を全部出してみると、モノスゴイ状態に!
こんなに多くの道具が詰まっていたのか!!
この収納の欠点
一見散らかってはいないように見えるんですが、上記の収納方法だとこんな問題がおきます。
- 例えばボルトを締める道具(レンチ)などを取り出す際に、希望のサイズをイチイチ探しださなくてはならない
- 結局、どの道具が何個あればいいのか管理できない(無くなってもわからない)
- いつごろからその道具が見当たらないのかわからない(紛失に気づいてからじゃあ遅い)
この道具の収納方法では、ある程度の道具を探しだすことはできても、サイズの違いなどを瞬時に判別できません。
また、職人の人数に対してモノがありすぎて道具の個数が把握できないんです。
たとえばあの道具が無いので、新しく購入したら、実はその下の方に紛れていたことがあったり。
このように、よけいな道具を購入して重複してしまう金銭的なロスだけでなく、探すという時間的なロスもありました。
道具棚の改善
まず全ての道具を外に出し(上の写真)、本当に使う頻度が多くて必要な道具を選別しました。
そして鉄工所なので、棚の改造や新しい棚を作ることはお手のモノです。
多すぎる道具は普段は使えないように別の奥のほうに収納します。
イメージはホームセンターの陳列棚です!
で、こうなりました。(途中経過)
窓の明かりを取り入れるためと、フック代わりにボルトを使うために穴の開いた鉄板を使っています。
ちょっと仕事が忙しくなってきたので、この道具棚の改造はしばらくストップしてますが・・・
なのでまだ完成はしていませんが、使った道具を元に戻したくなるような棚を作りたいです。
また、もし興味のある方がいれば、ご連絡いただければいつでも見に来て頂いて結構ですよ。
Teruyuki Kobayashi
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