小林輝之の社長室〈長田(おさだ)工業所代表ブログ〉

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ナガオカケンメイ「D&D(略)に学んだ、人が集まる「伝える店」のつくり方」読書メモ

   


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ぼくは日頃から、閉鎖的なイメージの自社工場に、どうしたら人が集まるのか?をよく考えています。

そんななかで、今回手に取った本には多くのヒントがありました。

デザイナー(デザイン活動家?)のナガオカケンメイ氏がデザインの道の駅と位置づけたて広めているショップ「D&DEPARTMENT」の考え方がすばらしいです。

客が学べる「伝える店」

・これからの最重要付加価値は”学べる”こと

・時が証明した息の長いデザインは「正しい」

・「売り値を下げる」なんてことは、「伝える」手間を省いて、手っ取り早くお金に変えるだけの行為で、なんにもならない

・「集まりやすい条件」が満たされていればいいでしょう。たとえば、営業時間やメニュー構成。あるいは、インテリア、店主との距離。そこに出入りするキーマンが居心地よく感じるか・・・

・「伝える店」を続けていくためには「社会」「地域」「自分」「商売」という4つの要素のバランスを適切に保つ感覚が不可欠

・LONGLIFEな定番だけではお客も店員もあきてしまう。

・僕らが扱う商品は5つの基準を通して選んでいます。「知る」「使う」「引き取る」「直す」「続く」の5つ」です。

・よいデザインとは丈夫で安全で美しく、そして修理して使い続けられるもの

・安くして売るということはただものが動いただけ

・礼儀をわきまえて、相手の言い値で買っていると、お客とお客を超えた関係がやがて生まれます。

・送料無料でないと買ってくれないお客さんには、涙をのんで、他の店で買ってくださいというしかありません。

・僕らにできるのは、安さではない価値を、リアルな言葉でしっかりとお客さんに伝えること
・「お客様は神様」という時代はもう終わった

・日本のメーカーでは創業者が事業を成功させ、2代目がそれを引き継ぎ、今は3代目が方向性に悩んでいることが少なくありません。上のふたつの世代が築いてきたことが、社会や経済が変化する中でうまくいきにくくなっている。次の4代目に事業を受け継ぐときに、新しいものをつくる上での根底になるものを見直しましょう

人が集まるためのキーワードは「学べる」ことを「伝える」店。

いかにして学びの喜びに気付いてもらえるか。

そんな仕掛けのヒントになる一冊です。

 


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@terukobayashi 小林輝之 ●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。 ●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。 Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...

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