(実録)農業用の用水路の水止め修理は、これだけの大工事になることがあります
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用水路(側溝)の水止めが交通事故で曲がってしまったので修理して欲しいとのご依頼がありました。
弊社で作ったものではないのですが、柱部分が曲がっていたので、ぐいっと曲げ直して元に戻してほしいとのことでした。
イメージはわかるのですが、このような機工的なものをぐいっとその場で曲げ直すことはできません。
一度取り外し、自社工場に持ち帰えらないといけませんでした。
人力では持ち上がらないのでクレーンで持ち上げます。
自社工場に持ち帰り、分解して真ん中の軸棒を曲げ直します。
また、両端の柱のほうは曲げ戻すよりも、新しい真っ直ぐなステンレスの「へ」の字の柱を付け直します。
で、後日、あらためて設置します。
お客様からみれば、ぶつかって曲がったのだから、逆にクニュっと曲げ直せば治ると思ってしまうかもしれません。
金属の曲げはそんなに簡単なものでもなく、手間がかかります。
工場の専門の機械を使ったり、曲げるよりは新品の部品に取り替えたほうが加工費を抑えることができる場合があります。
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Teruyuki Kobayashi
代表 : ㈱長田工業所(おさだこうぎょうしょ)
@terukobayashi 小林輝之
●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。
●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。
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