クレーンのフックに「吊り治具(天秤)」をつけて、様々なものが吊れるように
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天井クレーンや移動式クレーンを使えば、もちろんいろいろな重いモノを吊り上げられます。
しかし、吊るモノの形が横長であったり、板状のものですと、ひとつないしふたつのフックでは、吊る製品がしなったり、折れ曲がってしまい、うまく移動できません。
その時に必要なのが、「吊り治具(天秤)」と呼ばれるクレーンのフックの先に取り付ける道具です。
今回は、10m以上の大きな金属の塊を吊って移動するための、吊り治具を製作しました。
客先工場のクレーンの先っぽのフックが大きいので、そのフックを引っ掛けるところもこんなに巨大です。
この吊り治具は先日、大きなトレーラーで出荷されていきました。
吊り治具は、その吊るものによって、用途によって様々な形状がありますので、大量生産は難しいです。
毎回違う形状を、お客様とコミュニケーションを取りながら、ひとつひとつを丁寧に作っています。
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Teruyuki Kobayashi
代表 : ㈱長田工業所(おさだこうぎょうしょ)
@terukobayashi 小林輝之
●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。
●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。
Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...
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