ステンレス材料への穴あけは要注意!鉄(軟鋼)用のドリル刃(キリ)と区別しよう
この記事の所要時間: 約 1分25秒
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鉄に穴を空ける時に、こういった「ボール盤」という機械を使うことが多いです。
先端にドリル(キリ)を付けて、高速回転させて鉄(軟鋼)に穴を空けるのですが、もしステンレスに穴を空ける時は注意が必要です。
一般的な鉄は「軟鋼」といい、比較的柔らかいです。
それに比べてステンレスは硬いので、ドリル(キリ)を区別して使うことが大事です。
ちなみに、鉄とステンレスの違いはこちらの記事を参照してください。
鉄とステンレスとどう違う?素人でもわかる代表的な金属の違い | 小林輝之の社長室〈長田(おさだ)工業所代表ブログ〉
例えば、わたしたちはアマゾンでドリル刃を買うことはないのですが、参考までに・・・
このような「鉄工用」 と書かれたドリル刃(キリ)は軟鋼用で、
下のような「ステンレス用」と書いてあるドリル刃はステンレス用です。
もちろん価格はステンレス用の方が数倍高いです。。。
でも、ステンレスに穴を空ける場合は、このように「ステンレス用」とか「コバルトドリル」と書かれているものを使いましょう。
※上記のアマゾンのキリは実際に使ったことがあるわけではないので、オススメというわけではありません。
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Teruyuki Kobayashi
代表 : ㈱長田工業所(おさだこうぎょうしょ)
@terukobayashi 小林輝之
●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。
●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。
Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...
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