小林輝之の社長室〈長田(おさだ)工業所代表ブログ〉

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(仮想出版)ゼロから始める2代目社長力(おわりに)

      2016/07/16


この記事の所要時間: 255

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book

おわりに

2014年3月に書き始めたこの仮想出版も、なんと2016年7月にあとがきを書いております。

途中1年半ほど空いた時期もあり、このままお蔵入りかな・・・なんて思っていましたが、ある日こんなわたしの仮想出版の続きを楽しみにしてくれている方からのメッセージがあったことがキッカケで、最後まで書き続けることが出来ました。

「鉄工所の娘」さん、ありがとうございました。

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書き終わったこの2年間で、めまぐるしく自社の状況が変わってきており、自分自身の成長も感じております。

ちょうど2年前、LINEのスタンプが自分たち素人でも作れるようなシステムに変更になったので(クリエイターズスタンプ)、早速自社のLINEスタンプを製作していました。

また今でこそ「ガイアの夜明け」に出るようにまでなりました自社商品開発講座「zenschool」に関わりだし、そこから溶接のテーマパーク「アイアンプラネット®」を生み出し、クラウドファンディングを経て実現できました。

そのことを皮切りに、それから2年間で150件以上マスコミ等にとりあげられ、鉄工所なのに芸能人の方にロケなどで3名来社いただけたりしてちょっとした地元の有名人のような感じになりました。

地元で「あそこの会社、なにか珍しいことをしている」といった評判が伝わり、とくに採用活動もしていなかった自社に創業以来初めて新卒採用させてほしいという若者も現れ、今でも頑張ってくれています。

有名になったこともあってか、会社の売上も順調に伸びてきております。

この2年間で色んな経験ができ、人脈も広がり、ある程度有名になったところであらためて最近思うのです。

「なぜ『この仕事』で2代目社長をやっているのか」

たぶん、自分の給料をもっとあげたい!と思うだけなら、他の職業に変えることも考えたかもしれません。

この2年間で色んな経験ができ、人脈も広がり、ある程度有名になったことは決して「なぜこの仕事で2代目社長をやっているのか」の問いの答えではなく、目的ではありません。

「この仕事」をやっている目的の根幹はあくまでも、わたしがバトンを受け継いだ創業社長がやり始めたことが間違っていなかったことを証明するためなのかなあと思っています。

その過去の時代を支えてきてくれた従業員のみなさんが苦労してきた分、これからは「今まで働いてきてよかったな」と従業員とその家族に感じてもらえるような会社にすることかなあと思っています。

そう思ってもらえることが私自身の幸せであり、そうでなかったらもう辞めてるでしょう。

親が経営者で、その跡を継ぐことになる運命を肯定的に受け入れること。

わたしの目標を達成する道のりはまだまだ遠いですが、果てには従業員全員とその家族が笑顔で「この会社で働いてきて良かったよ」と声をかけてくれるビジョンがはっきり見えています。

その夢がかなったときにこそ、「仮想出版」ではなく、次に続くだれかに向けて、本当に本に書いて残すことができるでしょう。

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目次

はじめに
第一章:創業社長を尊敬する
第二章:自分の立ち位置を確認する
第三章:社長は作業はしない
第四章:運がない人なんていない
第五章:情報の出し手側に立つ
第六章:2代目社長を楽しむ
おわりに


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@terukobayashi 小林輝之 ●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。 ●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。 Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...

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