300記事の間に出会ったぼくの人生を変えた本3冊
継続王に、おれはなる!0300
ぼくはこのブログを始めてからというもの、ネタづくりにもなるかな?と思い、3日に一冊は本を読むようになりました。
ということは300日なので100冊ほどになりますでしょうか。
それだけの本との出会いを重ねていくと、どんな本にどんなことが買いてあったか思い出せと言われても、全て思い出すのは難しい。
人間は忘れる生き物です。
「・・・じゃあせっかくの本がもったいないんじゃないか」
いえ、そうでもありません。
これだけ読んだなかで印象に残っている本こそが自分に合っている本であり、人生を変えてくれたと言える本なのではないでしょうか。
現時点で印象に残っている本、つまりぼくの心に引っかかった本を3冊選びました。
自分の中に毒を持て
【商品の説明】
著者が1993年に出した文庫本の新装版。亡くなる3年前に書き残した。
今を生きる人々を叱咤激励している。自分の人生を振り返って、この世に生まれ出た瞬間から(覚えているわけではないだろうが)、小学校時代、パリ留学時代、今日に至るまでを「決められた枠にはまらずに、自分の思いを爆発させ続けてきた連続だ」と言う。
著者の主張は明快だ。「集団に馴染むために個性を殺すな。1人ひとりが本気で考え、自分の思いを爆発させなければ、世界はつまらなくなる」。
何かを生み出すためには、自分を追い込むことが必要だ、という言葉は芸術家として生き抜いた著者の叫びだ。
数々の前衛的な芸術作品に込められた熱く厳しいメッセージが伝わってきて、勇気づけられる。
これは別に美術学校に通う生徒が読むような本ではありません。
この引用のように、
純粋に強烈に生きようとすればするほど、社会の跳ね返しは強く、危機感は瞬間瞬間に鋭く、目の前にたちあらわれるのだ。いつでも「出る釘は打たれる」。
だからといって気を遣って、頭を引っ込めてしまっては、人間精神は域内。
打ってみろ、と己を突き出す。打たれることによって、自他をひらくのである。ますます拡大して爆発する存在になるのだ。
芸術というテーマを通して、どこにでもいるような当たり前の人間になるなという強烈なメッセージが詰まっています。
弱気な自分が顔を出してきたら何度も読み返したい本です。
武器としての書く技術
【商品の説明】
一般のビジネスマンや学生、主婦であっても、自分のブランドを上げ、ひいてはお金に変えられる手段がある。それは、「書く」ということ。月間30万PVを誇るブログを運営する「プロブロガー」である著者が、「稼ぐための書く技術」を惜しげもなく披露します。
過去にレビューを書きました:ご注意を!「武器としての書く技術」を読むと炎上しますよ! | 鉄工所の二代目社長、時々ルヒィ
この本に出会って変わったというよりは、この著者のブログに出会ってぼくのブログの書き方は変わりました。
言うなれば、ぼくのこのブログはこのイケダハヤトさんのマネです。
本に対する考え方、炎上を恐れずに書く意思など、共感することが多くて、この本も出し惜しみすることなく氏のテクニックやブログに対する姿勢が詰まっており、ファンとしては手元に置いておきたい本です。
大人げない大人になれ!
【商品の説明】
「空気を読む」「努力」「我慢」。これらの美徳は、右肩上がりの経済成長を前提としたモデルが破綻した現代には必要ない。むしろ不可欠なのは、子どものときに持っていた好奇心、好き嫌いに満ちた「大人げなさ」を呼び覚ますことだ。ビジネスもプライベートも、色鮮やかに変える創造力は誰もが内に秘めている。日本マイクロソフト元社長が説く、ストレスゼロ、目からウロコの処世術!
元マイクロソフトの社長であった著者の成毛眞氏は、30代前半までは給料の7割を本に費やしていたというくらい、本の多読を推進するひとりです。
ぼくも同じように多読をすることで少しでもこの人の生き方に近づくことができるんじゃないか?と思うほど、魅力的な人物です。
関連記事:「大人げない大人になれ!」を読みました|鉄工所の二代目社長、時々ルヒィ
これからもよろしくおねがいします
こう見てみると、ぼくはビジネス書が好きだと思っていましたが、どちらかというと哲学的な本が好きなのかもしれません。
そういった自分の分析ができることも多読の魅力です。
世の中には一日に3~4冊読む猛者もいらっしゃるなか、ぼくなんて少ない方ですが、趣味としてこのペースで読みながらたまにブログにレビューを書いていくことが自分に合っていそうです。
次回は500回記念の記事になるでしょうか。
節目節目にこのような振り返り記事を書いていこうと思います。
Teruyuki Kobayashi
最新記事 by Teruyuki Kobayashi (全て見る)
- 長田(おさだ)工業所 2018年のメディア出演・掲載・講演等メモ - 2018年12月18日
- 2017年のメディア出演・掲載・講演メモ - 2017年12月21日
- 2017年5月・6月・7月のメディア出演・掲載メモ - 2017年7月15日