40歳からのブログ活用術
継続王に、おれはなる!0325
40歳からの仕事術は、時間の使い方を「自分で考えること」に集中させることです。
学習だけで終わらず、そろそろ自分で考えて実践していかなければなりません。
「40歳からの仕事術」から
ぼくは大体月に10冊程度、3日に1冊ほどの本を読んでいます。
しかしたくさん本を読む方は、一日に3冊から10冊読むペースの方もいらっしゃるのでそんなに威張れた量ではありません。
それでも40歳という壁が目の前に見えている今、「本を読んで学習するだけ」では厳しくなると、この本を読んで感じました。
(40歳のビジネスマンは)時間の資源配分を「学習」よりも「自分で考える」ことにシフトさせている(中略)
自立とは自分の足で立つこと。我々のようなホワイトカラー(知的労働の従業者)にとっては、自分の頭で考えるということだ。そのためには、イメージする技術と考えるための環境設定が必要なんだ。
この本はMBA教育やビジネス英語学習、考える技術などの学習することに対して、「戦略」という視点から優先順位を明確にしてくれる「小説風」のビジネス書です。
40歳になったら時間が限られているので、あれもこれも好き嫌いなくひたすら食べるためだけに時間を割くことは難しそうです。
またこんなことも。
ある時気がついた。「事実は知るべきである。しかし意見は有害である」と。
言い方を変えよう。つまり、勉強不足で事実を知らないでいるのはビジネスパーソンとして失格。重要な出来事については正確に、いつ・どこで・誰が・どうやって・何をした、という情報を持っているべきであり、そのために新聞、雑誌、書籍を読むことは欠かせない。
しかしこれらには「解釈=意見」が色濃く反映されているケースが多い。解釈=意見を事実と誤認することには、警鐘をならさないといけない。
事実と意見を選り分け、そのなかから事実だけを食べて、体内で自分の意見として消化していくことが40歳からは求められます。
ブログは最適ではないか
ぼくは読んだ本のことをこのようにブログに書いています。
誰に向けて書いているかというと、やはり自分のためでしょう。
本の中の事実と意見を選り分ける作業の中で、どうしても自分の意見が判断基準となります。
「イメージする技術と考えるための環境設定」、それがブログであるとも言えます。
たとえブログの内容が9割が本の中の引用でも、1割自分の意見が入っていれば、本を読んで自分の頭で考えていることになるのです。
ぼくにとってこのブログを書いてなかったら、単純に流れ作業で本を読むだけで、自分で考える作業はしなかったでしょう。
食べ物を食べても消化されずにおしりから出てくることと一緒です。
本を読んで自分の意見を添える。
その繰り返しの先に、実際の仕事の現場でその点と点が繋がったときの嬉しさといったら格別です。
学習だけで終わらず、そろそろ自分で考えて実践していかなければなりません。
Teruyuki Kobayashi
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