溶接テーマパークの人のブログ

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ラブレター120円時代まであと50年!?

   


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継続王に、おれはなる!0327

日本郵便は2014年4月に消費税が5%から8%に上がった場合、郵便料金を値上げする方針だそうです。

82円&51円

先日の日経新聞にかかれていました。

日本郵政傘下の日本郵便は2014年4月に消費税が5%から8%に上がった場合、郵便料金を値上げする方針だ。
郵便料金の値上げは1994年以来20年ぶりとなる。増税分のみを転嫁し、値上げ額は封書(25グラム以下の定形郵便物、80円)は2円、はがき(50円)は1円となる見通し。
日本郵政は15年春の株式上場を目指しており、増税分を収益だけで吸収するのは難しいと判断した。
郵便料金20年ぶり値上げへ 手紙82円・はがき51円  :日本経済新聞

2円、1円の違いですが、これは地味~に効きますね・・・

あの曲は89年頃だったのか

「62円の値打ちしかないの~」で始まるMr.Childrenの名曲「my life」。
一通62円の封書で送ったラブレターの返事がないので、やさぐれつつ、いいことばっかあるわけないよルルルルル~♪、と現実逃避をしてるような、諸行無常をテーマにした曲です(笑)

郵便料金は89年に消費税3%が導入された際も、転嫁分として1~2円を値上げしている。このとき封書は60円から62円に、はがきは40円から41円になった。

その後、取扱郵便物数の減少にコスト削減が追いつかず、郵便事業の収支が悪化したため94年に大幅値上げを実施。封書、はがきともに現在の値段になった。

62円の封書も今では当たり前のように80円になっていた理由は、消費増税じゃなくて郵便事業の収支の悪化が原因だったんですね。

50年後には122円

1989年で62円、それから25年後の2014年で82円と20円上がっています。
これから先も郵便事業の行方が保証されているわけでもない、人口も減少時代に入っている・・・
じゃあ値上げさせてください、となればこの勢いでいくと50年後にはもう40円上がる計算に。

となると82+40円で122円。缶ジュースを買う感覚で封書を送る時代になるのでしょうか。

こう考えると、郵便事業の先が見えてきますね・・・


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@terukobayashi 小林輝之 ●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。 ●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。 Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...

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