絶対やってはいけない「ディスカウント」|「売上目標は立てるな!」より
継続王に、おれはなる!0330
「ディスカウント」というと、値段の割引のことを思い浮かべますが、この本では「相手の存在を否定する」ということのようです。
上司の心得
ぼくはよく日経新聞の一面の裏くらいに掲載されている新刊の広告に書かれている本を読みます。
そのなかで今回もタイトル買いしてしまいました。
その名も「売上目標は立てるな!」(笑)
こんな挑戦的なタイトルですが、内容は経営者や上司に対して様々な社員の育て方や心得を教えてくれる本です。
そのなかにこんな一節がありました。
絶対にやってはいけない「ディスカウント」
ディスカウントとは「相手の存在を否定する」という意味です。どういうことかというと、相手への言葉、態度、表情、行動によって「おまえなんかいらない!」「べつに代わりはいくらでもいるんだ!「うちの会社に君の居場所はないよ」というメッセージを発信することです。
ディスカウントを受けると、人は深く傷つきます。当然、やる気・元気は完全に失われます
上司は部下に対して「ディスカウント」の気持ちを排除して叱らなければなりません。
「ディスカウント」とは具体的には
職場でよくあるのは、怒る、怒鳴る、暴言を吐く、ぶつ、殴る、蹴る、仲間はずれにする、陰口を言う、無視する、無関心などです。
ということのようです。
うん、自分がそうされたらもう会社への信用は無くなりそうです。
「ディスカウント」の語源
「語源由来辞典」というサイトで調べました。
ディスカウント – 語源由来辞典
ディスカウントは、英語「discount」の外来語。「count(カウント)」は「数える」、「dis(ディス)」は打ち消しの接頭語。つまり、ディスカウントは「カウントしない(数えない)」という意味から、「値引き」や「割引」の意味になった言葉である。
もともとは「無視する」といった、存在を否定するような意味のようですね。
今回のテーマとは関係ないのですが、売り物の「ディスカウント」も、捉え方によっては悲しいことなのかも知れません。
せっかく生産者が苦労して作った商品の存在を否定している、ともとれますもの。
Teruyuki Kobayashi
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