「村上春樹はなぜノーベル賞を逃したか」を読んだことのないぼくが書いてみる
2013/10/14
継続王に、おれはなる!0341
村上春樹さんがノーベル賞を惜しくも逃したそうです。
ノーベル文学賞、村上春樹さん受賞逃す カナダのアリス・マンローさん
なぜブックメーカーの予想でも有力と見られていた、村上春樹さんの受賞とはならなかったのか。
海外メディアはこう書く
先ほどのハフィントン・ポストの記事によると、
昨年は中国の莫言氏が受賞。アジア人が2年続くことはないのでは、という観測もあった。
ノーベル文学賞、村上春樹さん受賞逃す カナダのアリス・マンローさん
またウォール・ストリート・ジャーナル紙では過去の日本人受賞者とくらべてこのように書いております。
(過去の日本人文学賞受賞者の大江氏は)社会の中で少数派の人々の葛藤や原子力問題など、政治的・社会的問題が扱われるのに比べ、村上氏の作品はあまりそういう要素がみられない、と指摘している。
このため、同氏の作品は強力なテーマや目的が欠けているとみられており、それがノーベル賞をいまだに受賞できない理由のひとつだろう、とみているようだ。
村上春樹がノーベル賞を取れない理由 海外メディアが分析
政治的・社会的とは行かないまでも、強烈なメッセージが足りないからなのでしょうか?
でもそこが村上春樹が好きな人にとってはたまらない魅力なのかもしれません。
村上春樹読んだこと無い
すいません。ぼくは村上春樹を読んだことありません(爆)
自称読書好きのぼくが初めて村上春樹に出会ったころの話です。
あれはたしか「1Q84」が図書館に並びはじめたころ。
世の中がハルキ!ハルキ!と騒がしかったので、ハルキ初心者のぼくは、まずは図書館でお試しで借りてみようとおもったのでした。
予約して3ヶ月ほど待ち、やっと借りれた「1Q84」のページをめくった時、あまりのぼくの頭のなかの「?」の多さにア然としたのを覚えています。
先ほど書いたような「強烈なメッセージを感じない」ではないですが、そのメッセージを受ける感受性がぼくにはなく、「で、何が言いたいのかわからない」となってしまったのでしょう。
Book1をなんとか読みきったものの、正直言って全く意味がわからずに次回作は断念しました。
この時から「本は借りないで、買って読もう」と決めました。
多分「1Q84」も自腹で購入していたら、もう少しモトを取ろうと頑張って読んだかもしれないからです。
かといって今からこの本を読もうかという気力はまだありません。
多分ぼくには新しすぎたんでしょう。
もう少し大人になって、ハルキ恐怖症が癒えてから、あらためてリベンジするつもりです。
Teruyuki Kobayashi
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