「ビジョン」についてリーダーが持つべき5つの心構え
継続王に、おれはなる!0346
昨日に引き続き「孫の二乗の法則」の2列目、ソフトバンク孫社長オリジナルの心構え「頂情略七闘(ちょうじょうりゃくしちとう)」の定義について。
「孫の二乗の法則」についての昨日の記事はこちら。
「経営理念」を実現させるときの5つの秘訣―「孫の二乗の法則」より| 鉄工所の二代目社長、時々ルヒィ
理念が定まったら次に行うこと
「頂」・・・ビジョンを鮮明に思い描け
「ビジョンを持つ=山の頂上から見渡した景色を”山を登る前に”想像する」という意味。
孫社長は、「ビジョンなんて急に浮かばない。ちぎれるほど考えぬかないと。」と言います。
ソフトバンクのビジョンでも一年間ずっと考えぬいてようやく形になったそうです。
「情」・・・情報を徹底的に集めよ
ビジョンを描いたら、そのビジョンが本当に正しいのか、徹底的に情報収集を行わなければならない。
「略」・・・戦略を死ぬほど考え抜け
戦略の「略」は「略する」ということ。
無駄なものを徹底的に排除して絞り込む。これもやる、あれもやるというのは戦略ではないそうです。
「七」・・・七割の勝算を見極めよ
「九割」の勝算までグズグズ待ってるとライバルに先を越される、しかし五分五分だと勝負に出てはいけない。
リスクを取ることは大切だが、「三割以上のリスクは冒さない」ということが大事。
「闘」・・・自ら闘って事を成せ
いくら高邁な理論を言おうが、戦略的な素晴らしい考えを持とうが、事を成すというのは闘って初めて事を成す。
「孫の二乗の法則」の読書メモとして利用させて頂いています。
しばらくお付き合いくださいませ。
Teruyuki Kobayashi
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