これからのリーダー像、オープン・リーダーシップをまっとうする5つの原則
継続王に、おれはなる!0362
ぼくの目指すリーダーシップ像に、「踊る大捜査線」の室井警視正があります。
室井さんの方針はオープン・リーダーシップだそうです。
オープン・リーダーシップとは
ソーシャルメディアの盛り上がりを見せる昨今、これからの力を持った顧客や社員に、従来型のマーケティングやマネージメントは通用しない。
そんな時代に向けた具体的な対応策が書かれたこの本にはこう書かれています。
オープン・リーダーシップとは、謙虚に、かつ自信を持ってコントロールを手放すと同時に、相手から献身と責任感を引き出す能力を持つリーダーのあり方だ。
これは、役員室という管制塔から顧客や社員をコントロールしようとする従来型マネジメントと一線を画すものだ。
これからのソーシャルメディアで全てが可視化される時代では、今までのトップダウン型の経営スタイルでは立ち行かなくなるとのこと。 社員一人一人の能力を引き出すことのできる能力をオープン・リーダーシップといいます。
オープン・リーダーシップのルール
オープン・リーダーシップの基本的な考え方は、少し前に流行った「半沢直樹」で出てきたフレーズ「基本は性善説」につながります。
「人間は本来すすんで働きたがる生き物で、自己実現のために自ら行動し、すすんで問題解決をする」という考え方
その性善説を根底に置き、このような5つの原則を大事にしていかなければなりません。
・顧客や社員の持つパワーを尊重する
・絶えず情報を共有して信頼関係を築く
・好奇心を持ち、謙虚になる
・オープンであることに責任を持たせる
・失敗を許す
10年前に放映された映画「踊る大捜査線2」で現場を信頼し、自律的な判断を優先させた室井警視正。
彼はすでに現在のソーシャル全盛の時代に向けたオープン・リーダーシップを予言してくれていました。
しかしこの方針は、例えば部下の失敗の責任をその部下になすりつけるような言動はできません。
もうそのような時代ではないのと同時に「謙虚に、かつ自信を持ってコントロールを手放す」その覚悟を持つものだけがリーダーとして認められるようです。
Teruyuki Kobayashi
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