インフルエンザ注意報!どうしたらみんな「うがい」をしてくれるんだろうを考える
継続王に、おれはなる!0447
おさだ工業所では「毎月の重点項目」という目標を社員が立ててます。
今月の重点目標は、「手洗いといっしょにうがいをする」こと。
この時期はとくにインフルエンザなどのウイルスには敏感です。
ウチのような会社は社員が風邪で休まれると大変なので、このような予防も大事です。
しかし、ここで衝撃の事実が・・・!
だれひとりうがいをしている人はいませんでした。(ぼくをふくめて)(えー!)
対策をしていない
なぜこんな簡単なことをみんなしないのでしょう。
だれもうがいをしていない原因は2つあります。
①道具がない
例えば、社員ひとりひとりの名前を書いたコップがありません。
うがいといえば「イソジン」でしょうか。そういった予防の薬も置いてありません。
また、共通のタオルはありますが、ぼくはとりあえず使いたくありません。
タオルを使わないということは、寒いのに口の周りが濡れるほうが風邪ひきそうなので、うがいしてません。
②「うがい」の定義が定まっていない
うがいって、どの程度すればいいんでしょうか、を決めていません。
・水でブクブクすればいい?
・水でガラガラすればいい?
・イソジンのような薬が必要?
・何秒、何回すればいい?
目標を立てた時点で満足している
「手洗いといっしょにうがいをする」こと。
一見幼稚園のような目標ですが、感染予防も大事なリスクヘッジであり、素晴らしいと思います。
でも目標を立てたら、道具を揃えたり、言葉の定義を決めたりして、どうしたら全員がやってくれるのかを考えなければ目標を立ててないのと一緒ですね。
今回はあまりにも簡単な目標だったので逆に見逃していたのでしょう。
でも!うがいが決定的な予防法ではない
厚生労働省の「インフルエンザQ&A」では、インフルエンザの予防法について「うがい」という文字が見当たりません・・・(ええー!!)
【インフルエンザの予防・治療について】
Q.9: インフルエンザにかからないためにはどうすればよいですか?
(一部注釈は略します)
1) 流行前のワクチン接種
2) 飛沫感染対策としての咳エチケット
3) 外出後の手洗い等
・・・流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触感染を感染経路とする感染症対策の基本です。インフルエンザウイルスはアルコールによる消毒でも効果が高いですから、アルコール製剤による手指衛生も効果があります。
4) 適度な湿度の保持
5) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
6) 人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザQ&A|厚生労働省
根本的に、手洗いの徹底だけを目標に考えておけばいいんじゃあないか・・・?
Teruyuki Kobayashi
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