コモディティ企業は業界の「常識」や「当たり前」から抜け出せない
この記事の所要時間: 約 1分7秒
継続王に、おれはなる!0486
先日の日経新聞で目が止まりました。
ぼくは異形棒鋼メーカーではないのですが、世の中の事業の縮図のような気がしました。
建設活況でも収益悪化
この記事は異形棒鋼(材料)メーカーが収益悪化で苦しんでいる、という記事です。
気になった部分を抜粋します。
・出荷中の棒鋼(材料)は安いまま。独自の商慣行があだになっている
・現在の損益分岐点は6万円半ば。(6万9千円:現在相場)で利益が出る計算だが、「出荷中の棒鋼の平均価格は(独自の商慣行により1年~半年前の価格の)6万円ちょっとにとどまる」ため、出荷するほど損失が膨らむ。
・商慣行の見直しは長年の懸案。
・半年以上の長期プロジェクトでの棒鋼受注を減らす(中略)ことを目標に
売買契約を結んだ時期と出荷時期の大きな時間的なズレと金額的なズレが生じることでマネジメントが全くできない商慣行・・・
異形棒鋼メーカーはある意味コモディティ企業と言えるでしょう。
コモディティ(=他と代替えのきく)は業界の「常識」や「当たり前」にとらわれて大変だと察します。
これは対岸の火事では決してありませんね。
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Teruyuki Kobayashi
代表 : ㈱長田工業所(おさだこうぎょうしょ)
@terukobayashi 小林輝之
●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。
●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。
Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...
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