やっぱり飛ぶ球でした!加藤コミッショナーが辞任へ追い込まれてしまう理由
継続王に、おれはなる!0224
僕は野球にそんなに興味がありません。
その興味のない僕が、独自の視点から今回新聞によっては大きく取り上げられている「統一球内緒で変更しててすんません事件」について調べてみました。
結果的には、NPBのトップらしき加藤コミッショナーという方にはどうやら辞任フラグが立ったようです。
※NPB=日本プロフェッショナル野球組織および社団法人日本野球機構を指す略称。なぜ2つあるのかは曖昧
※辞任フラグ=辞任する流れになる気がするという暗喩
球が飛ぼうが飛ぶまいが、関係ないのでは?
野球の知らない僕がまず疑問に思ったのは、全員同じ条件なんだから、しかも野球がすごく上手な選手が集まっているんだから何が問題なんですか?ということです。
例えば消費税が上がると言っても全員が上がるわけで、消費者同士の関係で見るとあいつの方が得してるとか損してるとかの話にはなりません。
その消費者を上からながめている国が儲かるだけです。
そして全員同じ状況の消費税にしても統一球にしても、こんな意見も出るかと思います。
「そんな単純じゃない!例外もあるんだ!」
・・・でも皆さん野球がすごく上手なんでしょう?腕でカバーできる誤差じゃないんですか?
なんにせよ消費税のように国だけ儲かることとは違い、飛ぶ球でホームランが増えれば野球界全体が盛り上がるんですよ!
・・・ヒリヒリするような主張を読んで頂き申し訳ありませんでした。
このように、上に書いたことに近い事を今回トップである加藤コミッショナーの心の中では繰り広げておられるように思えます。
トップは野球を知らなくていい。
極端にいうと加藤コミッショナーは僕と同じように野球のことを知らなくてもいいと思います。
でもNPBのトップとしてNPBにお金を出してくれているお客様の心の内は知らないといけないでしょう。
百歩譲って心の中がわからなくてもいい。
でも心の中を知る姿勢を見せないと失格と言われても仕方がない。
会見で一昨年の統一球の時点で隠蔽が行われたことはわかりました。
でもその隠蔽を指示した人物が不明のようです。
会見の内容やその後の様々な記事を見るに、このような不明点がまだまだ多い印象があります。
ということは、その会見を見たファンは、まだそんなに詰めた原因究明がされていないんだな、と判断します。
「あれ?まだしっかりとした原因究明がされてないのになんで『不祥事ではない』と言い切るんだッ!!」
野球ファンのこのような声が聞こえるようです。
ファンは飛ぶ球に変わったこと、それによって何メートル飛ぶようになったかはどうでもいいんでしょう。
NPBがファンに対して適当な対応をしたことで、「こいつらまだウソついてるんじゃね?」と不信感を産んでしまいました。
辞任フラグが立ちました。
マスコミは加藤コミッショナーから飛び出した「わしゃ知らんかった」「不祥事をおこしたと思っていない」の2大武器で、これからの情報操作により、劇場型の辞任劇へのシナリオが着々とすすめられて行くことでしょう。
それを避けるために土下座級のあらためての謝罪で対抗するでしょうか。
やっと野球人気が盛り上がってきたと思ったところにトップの軽率な一言でまたふりだしに戻るんですね。
加藤コミッショナー、今回の事を恐れ多くも他山の石とさせていただき、僕の心に刻ませていただきます。
そしてさようなら。
Teruyuki Kobayashi
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