【父の日なので】家庭の最終責任者は誰?決めておかないといけない理由【考えてみた】
継続王に、おれはなる!0227
今日は父の日です。
僕は父として、一家の責任者として、子どもに感謝されるような一年でしたでしょうか?
女性が強くなってきたと言われる昨今ですが、やはり大方の一家の大黒柱、統括責任者は父親の方が多いでしょう。
もし家庭に責任者が不在の場合、ちょっとしたイザコザが大きな傷に発展しやすいようです。
イザコザといえば・・・
先日弊社おさだ工業所にて、あるイザコザがありました。
イザコザの内容はちょっとしたことなんですが、原因はやはり責任者不在でした。
現場作業というチームの責任者不在問題を教訓に「家庭というチームでも最終責任者を決めておかないといけない」理由を書いてみました。
現場作業のイザコザは責任者不在の場合こじれていく
従業員10名以下の鉄工所、おさだ工業所ではこのような作業が毎日の主流です。
- 自社工場で作った製品をお客様の工場へ運搬し、
- 古い設備を解体して、撤去して、
- その場所へ作った製品を設置しに行く
その際に2人〜6人ほどの小チームで作業をします。
そのチームメンバーは各自の能力の高低などを加味して、毎日変わります。
多い時は午前と午後でチーム替えをするときもあります。
ややこしいことに、2つの現場に2チーム別々に作業するときもあります。
そのチームの中でのイザコザはこんな小さなことなんです。
- 新人作業員がボーっとしている
- 必要な道具が不足している
- いきなり工事内容が一部変更になっていることが全員に伝わっていない
- あくる日の道具の片づけ方が適当で、チーム外の職人から指摘を受ける
このようなイザコザは、チームリーダー・作業責任者を決めていればすぐ解決しますが、責任者不在の場合、こじれます。
「責任者なんていて当たり前なんじゃないの?」
イヤイヤ、これだけチーム替えをしていれば思い違いもあります。
責任者不在の理由はこういったことでしょう。
- 勝手にチームの中の熟練作業者が責任者だ、と暗黙のうちにまわりが決めている。しかしその熟練作業者にはその自覚がない
- 責任者がその現場を離れる際、代理の責任者を立てていない
- 2〜3人の少数チームの場合、そもそも責任者を立てる必要はないと思っている
責任者は普段、いてもいなくても作業には支障ないでしょう。
しかし、何か少しでも問題が起きた時に、責任者不在の場合、傷口が広がっていきます。
家庭のイザコザは責任者不在の場合こじれていく
我が家では、責任者は僕であると自覚しております。
その覚悟はありますが、長い人生の中では自分自身疲れている時もあります。
そういった僕の中の責任者の自覚が薄れている時にイザコザは大きく発展して行きがちです。
「僕は仕事で忙しいんだ。子育ては母親の責任だ。」
例えばこのような発言は、責任者の言葉ではありません。
責任者不在の状態なので、確実にこじれていきます。
家庭がうまくいっていないと感じたら、責任者不在を疑います。
現場作業の例でいうところの、こういった場面はないでしょうか?
>勝手にチームの中の熟練作業者(相手)が責任者だ、と暗黙のうちにまわり(自分)が決めている。しかしその熟練作業者(相手)にはその自覚がない
このように、もしお互いが思い違いをしているのなら、家族会議で責任者をあらためて決定したほうがいいでしょう。
その家族会議で宣言するのは下の二択のどちらでしょうか。
- 「家の中で起きたあらゆることは一生、責任者である父親の僕が責任を持ちます。」
- 「家の中で起きたあらゆることは一生、責任者である母親の私が責任を持ちます。」
我が家では1です。
それでは、僕は一家の責任者なので、今日は缶ビールと焼酎をボトルで堂々と買わせて頂きます!!
Teruyuki Kobayashi
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