他人の利益を優先しようと思うのに、自分の利益を優先する瞬間
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矛盾なんてたくさん世の中に溢れており、短い人生それをいちいち弁明していく時間はぼくたちにはありません。
とはいえ矛盾があるということは一本軸が通ってないことのように見られ、あんまりおもしろいものではありません。
これは確かに大いなる発見だ……。 RT @kitao_taki: 「暴力ゲームなんてやってるから本当に暴力犯罪に走る」 と「恋愛ゲームなんてやってるから本当の恋愛が出来なくなる」の矛盾は確かに噴く。
— 津田大介 (@tsuda) 2011, 10月 5
このツイートのように、暴力ゲームをやっていると現実で暴力に走るよ!の法則のまま行けば、恋愛ゲームやっていると現実で恋愛マスターになれるよ!となりそうですが、そうでもない。
今回、こんなツイートのような「現実はそんな単純じゃない」といった、ちょっとした自分の中の矛盾に気づきました。
ギブアンドテイク
ぼくは、人と関わって生きていく上で、ギブアンドテイク、ギブの後にテイク、なんならギブし続けていけば人生は豊かになると信じています。
まずは自分の利益なんて考えずに人のために動ける大人になりたいと願っています。
まだまだ修行が足りませんが、行動規範として心のなかにあります。
相手を言い負かすのは時間の無駄と考えてしまう
一方、苦手な人、嫌いな人といった付き合いたくない人に対しては、付き合っても自分に利益はないと考えてしまいます。
例えば、ぼくに対して批判的、攻撃的、とにかく言い負かしてやろう的なことを言ってくる人に対して、反発せずにスッと身を引きます。
なぜなら、相手を言い負かしたところでそれは不毛であり、自分にメリットはないと考えるからです。
その人の考えを変えてやろうと反論することなく、「そうですね」と一旦飲み込んだり、別の道を考えてしまいます。
ここに矛盾を感じます
・・・あれ?自分の利益は後回しじゃなかったっけ?
最初に言ったように、相手の利益を先に考えることが行動規範なのであれば、そういったアンチに対してもしっかり立ち向かわなければならないんじゃないのだろうか・・・
というわけで、最初のツイートのようにこの矛盾をまとめると、
「自分の利益なんて考えずに人のために動ける大人を目指しているのに、対立する人に対しては自分の利益を優先して受け流す矛盾」
ちょっとややこしいのですが、ここがぼくがもうひとつ一本芯の通った大人になるために立ち向かわないとないといけない壁です。
Teruyuki Kobayashi
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