製造工場向けの強固な安全柵なら、特殊な鉄パイプ(SGP鋼管)で作ることが多い
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製造工場で使用する柵の材料は、フォークリフトが当たったり、少しの衝撃でも曲がらないように作ります。
★頑丈な割に
★丸い優しい手触りで、
★にぎった時に違和感のないサイズ
こういったことを考えると、工場用の柵の材料の手すり部分は「SGP32A」という規格のパイプで作るのがオススメです!
SGP(えすじーぴー)鋼管とは
この写真がその加工前のガス配管パイプ(SGP32A)です。
SGP32A(えすじーぴー32えー)の意味
●SGPは配管用炭素鋼管のこと
●32Aというのは直径42.7㍉で厚みが3.5㍉のサイズの管のこと
●仕入れた状態で5.5メートルあります。(上の写真の状態)
本来は空気や液体を流す配管用パイプを利用して柵をつくるので、工場用の強固なものができ、その割にスッキリ見えます。
柵のカド部分も製作
今回もガスや空気や水などを流す配管パイプで、柵の形に溶接加工しております。
そのSGPパイプを溶接加工した後、黄色の塗装が完了しました。
重機などが行き来するような大きな工場の従業員さん達が歩く、安全通路の両側に立てる柵です。
なのでこのように特殊な圧力のかかってもいい肉厚の配管用のパイプで頑丈に作ってあります。
この後、某工場へ設置しに行きます。
一般家庭にも鉄パイプの柵が増えています
鉄パイプといっても色々ありますが、このように、通常の角パイプで作った柵の製作依頼も増えてきています。
鉄製の柵に限らず階段や手すりなどは、線が細く作れるので、最近特にデザイン的に重宝されています。
おさだ工業所は、工場向けの頑丈な柵の製作で培ったノウハウを、このように一般住宅向けの柵にも生かしてます。
Teruyuki Kobayashi
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