溶接テーマパークの人のブログ

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わたしのこれまで20年間の生き方を振り返るブログ④(全5回)

   


この記事の所要時間: 241

わたしのこれまで20年間の生き方を振り返るブログ③(全5回)の続きです。

「考えたことをすぐ行動してみる、まずはやってみる」いろんな細かい実践、行動の芽がでてきました。

 

まだ何も始まってないのに・・・?

2014年10月、その後溶接体験イベントをもう一度行い、その次は体験教室の部屋を作るための資金集めをクラウドファンディングで集めたい、賛同を得られて資金が集まれば常設のコーナーとしてやっていきたい、と提案。クラウドファンディング募集のときもプレスリリースをしてマスコミに取り上げてもらい、少しずつ注目を集めるようになってきました。

まだ何も始まっていないのにフジテレビ「めざましテレビ」に取り上げられたり、旅番組で有名人が訪れたりもしたことで、そうしてまだ何もでき上っていないのに社内に「やらざるを得ない」雰囲気ができあがり、そうこうしているうちにクラウドファンディングの支援目標額30万円も達成。

その波に乗って市長や市議会議員、市の産業観光部長を招いての目標達成セレモニーを実施しました。結果的に全国から86名の方々から58万6千円の支援金を集めることができました。

 

ついにアイアンプラネット®オープン!

ここまできたらやらざるを得ない雰囲気が盛り上がり、クラウドファンディング達成を受け、ついに2015年6月に溶接を一般の方に体験してもらう事業「溶接のテーマパーク アイアンプラネット」をオープン。オープンセレモニーでももう一度市長にご来社いただくことができました。

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初のインターン受け入れ

そのオープンの同時期に、それまでの取り組みの報道を見て関心のあった、ある親御さんが、当時高校3年生で就職を希望していた息子に「この会社に一度インターンで行ってみたら?」と提案したそうです。

とくにインターンの登録もされていなかった長田工業所へ高校の担当の先生がご来社され、いきなり職業体験の受け入れ体制をお願いされました。

初めてのことだったので「体験だけで終わるだろう」と思いながら、高校生のインターン受け入れを2日間行いました。

 

初の内定書提出・入社式

その後、夏休み期間中にアルバイトでもその高校生を受け入れ、これで本当に終わりかな、と思っていると、担当していた先生が突然来社され、「本人がこちらで働きたいと言っています」と、内定を出してあげてほしいと言われました。

そして高校卒業後、2016年4月1日、夢のまた夢と思っていた初めての新卒採用、と同時に小さいながらも初めての入社式をすることとなりました。

新卒入社日というのは、ほとんどの人にとって、一生に一度の記念日です。

同時にわたしが代表になって、はじめての新卒採用者さんです。

その一大イベントをおさだ工業所に選んで頂いた新卒の坂口君。そしてその出会いのキッカケをつくっていただき、息子さんを預けていただける親御さんに感謝をしています。

大事にしたいと思っております。

 

「わたしのこれまで20年間の生き方を振り返るブログ⑤」につづく


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@terukobayashi 小林輝之 ●溶接士免許から調理師免許まで幅広い経験をもつ福井県坂井市春江町の㈱長田(おさだ)工業所代表。 ●金属加工のワクワクを一般の方にも知ってもらいたいため、溶接キャラのLINEスタンプを作ったり、溶接工場をテーマパークにするプロジェクトを進めていたり、インテリアブランド立ち上げにとりかかっていたりしています。 Apple/読書/出版/経営/モノづくり/Amazon/ラーメンetc...

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