【DIY】初心者のための鉄板への穴の空け方【電気ドリル必要】
2013/10/14
継続王に、おれはなる!0339
初心者でも、2㍉くらいの厚みの鉄板なら直径6㍉くらいの穴は空けられます。
(鉄板の規格でいうと2.3㍉まで)
使う道具について
まずは電気ドリル。
そして鉄工用キリ。
穴を空ける場所を決めるポンチ(+ハンマー)
板を固定するためのクランプ。2個以上は必要。これなら4個入りです。
穴を空ける時にこの切削オイルスプレーをかけながら開けるとキリが長持ちします。
手順について
①しるしをつける
鉄板の穴の空けたい所にセンターポンチでくぼみを付ける。
ハンマーを使って、釘を打つ要領で。
②鉄板をしっかり固定する。
(もちろん穴の空ける下は何もない状態で)
机と机の間を利用するといいでしょう。
③電気ドリルにキリを装着して下向きに構える。
(写真は社内の研修の様子です。)
ポイントは、重心の真下で穴の空けること。
脇を締め、体に力を入れること。
キリの傾きを垂直に保つこと。
④キリの回転を速くしても穴は開きません。
穴を空ける間はなるべく回転を全開にしないこと。
鉄砲のトリガーを押さえるとキリが回転しますが、なるべくトリガーをポチ、ポチ、ポチと細切れに押すことで回転を抑えながら調節します。
この時にタッピングスプレーをかけながら開けると開けやすくなります。
⑤穴の開け際に注意。
穴は突然ガクン!と開く時があります。
そのときに体勢をくずして怪我をしたり、キリが折れたりしてしまいます。
ですので、最後まで慎重にポチ、ポチ、ポチと様子を見ながら開けてください。
それ以上の穴を開けるには
それ以上の厚みやそれ以上の大きな穴を開けるには、このようなボール盤と呼ばれる機械が必要です。
まとめ
とにかくポイントは鉄板も体もしっかり固定すること。
キリの回転数を上げ過ぎないこと。
また、切りくずが目に入るかもしれませんので、メガネの着用をオススメします。
Teruyuki Kobayashi
最新記事 by Teruyuki Kobayashi (全て見る)
- 長田(おさだ)工業所 2018年のメディア出演・掲載・講演等メモ - 2018年12月18日
- 2017年のメディア出演・掲載・講演メモ - 2017年12月21日
- 2017年5月・6月・7月のメディア出演・掲載メモ - 2017年7月15日