人手不足の企業は、社会から求められていない可能性があります?
継続王に、おれはなる!0579
こちらの記事を見て思ったこと。
景気回復に加えて働き手の人口がどんどん減少 足音が聞こえ始めた「人手不足時代」の近未来予想|今週のキーワード 真壁昭夫|ダイヤモンド・オンライン
■短期的には、
人手不足⇒外国人や女性・シニア層を受け入れる体制を・・・
■長期的には、
人手不足⇒人件費上昇⇒赤字で企業の競争力低下⇒だから人口を増やす方法を・・・
ざっくりとこんな内容の、大学の教授のありがたいレポートで申し訳ないのですが、実際経営しているぼくにはまったく響きませんでした。ちょっと解決方法が壮大すぎて・・・
人手不足のもとを辿ると、現実的には給料が低いことです。
給料がなぜ低いかというと、その低い人件費水準の低価格でないと商品が売れない、工事が受注できないビジネスモデルに変化してしまったのでしょう。
忙しくて人手不足ってことは、そもそも受注金額が安すぎるのでは?
値段を上げれば仕事量が減って人員に見合った量になるのでは?
その需要と供給のバランスがおかしくなっていると考えます。
人件費が上がった分を価格に上乗せしても商品を買ってもらえない時点で、その企業のビジネスとしての価値は崩壊しかかっていると感じます。
売上が上がらないから人件費を削って、効率を上げて・・・なんていう「企業努力」と呼ばれる一時しのぎはもう限界まできているということでしょう。
今もし人手不足を感じていたら、世の中のせいにしてもしょうがないので、自社の企業の存在価値を練り直し、経営改革してビジネスモデルの方向修正をすすめたほうが良さそうです。
・・・って自分に言い聞かせてみました。いつ自社もそうなるかわかりませんし!
Teruyuki Kobayashi
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